築30年のわが家。そろそろなんとかしたいけど…
リフォームは最善の策?それとも、資金を飲み込む落とし穴…?
「新築そっくりさん」は、まるごとリフォームのパイオニアとして地位を確立している「市場の巨人」。

まるごと再生してくれるなんて夢がありますよね。

名前は知ってるけど本当に知りたいのは、リアルな費用や信頼性、何より「わが家にとって本当に正しい選択なのか」。
でも公式サイトや口コミだけじゃよく分からない…。



そこでこの記事では、多くの方が見落とす「完全定価制」の落とし穴から、リフォームの成否を分ける「担当者選び失敗のリスク」まで、30坪の費用について解き明かしていきます。
読み終えるころには「価値ある選択」のための『判断基準』を手にしているはず!
- 新築そっくりさん30坪の費用相場は1,500万~2,500万円。
※家全体まるごとの場合。 - 新築そっくりさんは、もともとの費用設定が高い。
部分リフォームだとさらに割高なのでフルリフォーム向き。 - リフォームは補助金、建て替えは減税などそれぞれメリデメがあり家の状態によって最適プランは変わる。
プロへの相談や複数社の相見積もりで比較検討するのが家づくり成功のコツ。


当サイトでは、「リフォーム計画のお手伝い」をコンセプトに、失敗から学んだ「後悔しない家づくり」の情報を発信します。私のプロフィールはこちら
実は「家の状態によっては、リフォーム費用が建て替え費用を上回ることもある」というのはご存じですか?



え、リフォームって建て替えより安いから選ぶんじゃないの?
例えば、築古物件で構造の傷みが激しい場合、フルリフォーム費用が2,000万円~2,500万円に達することもあります。
一方で、同じ30坪の家をシンプルに建て替える費用相場は、1,700万円~2,100万円ほどから検討可能です 。



この「コストの逆転現象」を知ると、何から始めたらいいか分からなくなりますよね。
建築会社に相談するにしても「どこに頼めばいいか分からない」上に「しつこい営業」も心配だし。
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【結論】新築そっくりさん30坪の費用相場と内訳


30坪のご自宅を新築そっくりさんでフルリフォームした場合、費用相場はおおよそ1,500万円~2,500万円超とされています。非常に幅が広いですよね。



なんでそんなに値段が違うの?
その理由は、以下の5つの理由にあります。
①築年数と家の状態
やはり築年数が古く、壁の中の柱や土台の傷みが激しいほど補強工事の追加費用がかかります。


特に1980年以前の旧耐震基準だと耐震補強が必須となり、費用はさらに上がります。
②リフォームの工事範囲
「まるごとリフォーム」と言っても、どこまで手を入れるのかによって費用は大きく変わります。


内装だけなのか、外壁や屋根も含むのか、間取り変更の規模はどれくらいか、などですね。
外壁・屋根の補修から内装・配管・断熱工事まで含めると、やはり予算は上がります。
③デザインや設備のグレード
最新式のシステムキッチンや、無垢材のフローリング、高機能な断熱材など、こだわればこだわるほど、費用は青天井に。


予算とのバランスが大切です。
④オプション工事の量
後ほど詳しく解説しますが、「標準工事」に含まれないオプション工事がどれだけ増えるかで、総額は大きく変わってきます 。


ここが予算オーバーの落とし穴!
⑤地域差


工事費や人件費は地域によって差があるため、費用相場も多少変動する可能性があります 。
都心や人気エリア、断熱材や暖房設備の違い、地域による建築基準など。
リフォーム費用の内訳(30坪の一例)



リフォームで1,500万円ってイイお値段するなぁ。
内訳ってどうなってんの?



気になりますよね。
新築そっくりさんは単なる表面のリフォームではありません。
スケルトンリフォーム(骨組み状態にしてからの全面改修)が基本で、間取り変更・耐震強化・配管更新までを一気に行います。
ということで、実際の内訳を表で見てみましょう。
工事項目 | 税込概算費用 ※目安 | 内容例 |
---|---|---|
解体・撤去工事 | 100万円 | 内装のスケルトン化、 設備の撤去など |
構造補強・耐震工事 | 150〜250万円 | 耐震診断、筋交い追加、 基礎補強、金物補強など |
断熱・防音工事 | 100〜150万円 | 外壁・床下・天井断熱材の入れ替え、 二重窓対応 |
水まわり | 300〜400万円 | システムキッチン、ユニットバス、 洗面台、節水トイレの新設・配管引き直しなど |
内装 (壁・床・天井など) | 200〜300万円 | 無垢材フローリング、クロス全面貼り替え、 建具交換など |
外装 (外壁・屋根など) | 250〜350万円 | 外壁サイディング張り替え、屋根瓦の葺き替え、 外壁塗装・防水処理など |
設計・監理・諸経費 | 100〜150万円 | 設計図作成、現場監督、人件費、仮設工事、 現場清掃、施工保険など |
合計すると最低でも1,500万円程度のコストはかかりますが、その分、「まるで新築レベル」のクオリティを実現できます。
これらを「ひとまとめ」でできるのが新築そっくりさんの大きな魅力なんです。
【参考】坪単価目安は50万円~80万円くらいが一つの目安
色々な事例を見ると、新築そっくりさんの標準的なリフォームでは、坪単価50万円~80万円くらいが一つの目安になっています。



もしグレードの高い素材を使ったり、特別な設備を入れたり、あるいは家の構造に大きな補修が必要だったりすると…。
坪単価100万円を超えるケースも実際にあります。



かけようとおもったらいくらでも高くなるリフォームの怖さ。
逆に、「とにかくシンプルに!」と内容を絞れば、坪単価40万円程度に抑えられる可能性も。
本当に、やり方次第で大きく変わってくるんです。
なので、感覚をつかむためにも、新築そっくりさんだけでなく他にも2~3社と比較するのがおすすめです。
【実例】新築そっくりさん30坪リフォーム事例から費用感を掴む


やはり一番イメージが湧くのは実際の事例ですよね。
ここでは、30坪前後の住宅がどのように生まれ変わり、いくらかかったのか、3つの事例を見ていきます。
事例①:耐震補強を施し、屋根も軽量瓦に葺き替え、地震に強い家に
費用 | 築年数 | 面積 |
2,203万円 | 45年 | 約30坪 |




費用 | 2,203万円 | ||||
築年数 | 45年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 99.38㎡ (約30坪) | ||||
工事内容 | 5L・DK→3LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム バリアフリー化 耐震・断熱性能向上 外装・屋根・サッシ更新 LIXIL設備 床暖房設置 | ||||
内訳 | 外装・内装・設備機器工事:1,228万円 増築工事:81万円 減築工事:25万円 オプション工事:263万円 外構工事:310万円 諸経費:191万円 消費税:105万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
築45年で耐震性に大きな不安があったお住まい。
耐震補強を徹底し、重い瓦屋根を軽量な金属屋根に葺き替えることで、地震に強い構造へと生まれ変わりました。
間取りも見直し、明るく開放的なLDKを実現しています。
事例②:12年間放置された空き家を快適な住まいに再生
費用 | 築年数 | 面積 |
1,790万円 | 31年 | 約26坪 |
\before/


\after/






費用 | 1,790万円 | ||||
築年数 | 31年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 86.29㎡ (約26坪) | ||||
主な工事内容 | 4K→2LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム 水まわり 収納他 性能向上工事(耐震等) 外部工事 | ||||
内訳 | 外部工事:330万円 性能共通工事:480万円 内部工事:390万円 内部建具:150万円 外部建具:105万円 改造・増築・減築工事:30万円 その他:158万円 諸経費:150万円 消費税:132万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
長年空き家で老朽化が進んでいましたが、購入を機にフルリフォーム。
断熱性能を向上させ、水まわりも一新。
暗かった和室中心の間取りから、光が差し込むモダンな洋室中心のレイアウトに変更し、全く新しい価値を持つ住まいへと再生しました。
事例③:細切れの間取りと耐震性の不安を同時に解消
費用 | 築年数 | 面積 |
2,240万円 | 45年 | 約31坪 |
\before/


\after/




費用 | 2,240万円 | ||||
築年数 | 45年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 102.79㎡ (約31坪) | ||||
主な工事内容 | 4L・DK→3LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム 間取り変更 リビング・ダイニング LIXIL設備 玄関 寝室 廊下 収納 階段 外装、屋根、サッシ 性能向上工事(耐震・断熱) | ||||
内訳 | 外装・内装・設備機器工事: 1,397万円 オプション工事: 541万円 諸経費: 195万円 消費税: 107万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
細かく仕切られた間取りで使い勝手が悪く、耐震性も心配だったお住まい。
間仕切り壁を撤去して広々としたLDKを創出しつつ、構造計算に基づいた的確な耐震補強を実施。
デザイン性と安全性を両立させた好例です。
これらの事例から、特に築年数が古い家の場合は耐震補強が必須となり、定価の他にオプション費用なども別途かかり、費用が2,000万円を超えるケースも多いことが分かりますね。
なぜ「新築そっくりさん」は割高と言われるの?



事例を見ると「やっぱり結構な金額になるんだな」と感じたわ



実際に「地元の工務店と比べると20~30%高い」という声もよく聞きます。
これには、ちゃんとした理由があります。
「新築そっくりさん」が高い理由
- 住友不動産は総合不動産会社(総合デベロッパー)
- リフォームは自社でやらない→外部委託
- 手数料、見積もりにたんまり上乗せ
- さらに莫大な広告宣伝費などの経費も上乗せ



つまり、この価格差は「安心とブランドへの対価」ってことか。



そうですね。あなたがその「プレミアム価値」に差額分の金額を払う価値があると感じるかどうかが分かれ道になってきます。
【光と影】新築そっくりさん「完全定価制」の落とし穴


費用と並んで気になるのが、「完全定価制」。ここにも、知っておくべき「光と影」があります。
「完全定価制」なのに、なぜ追加費用が発生するの?
新築そっくりさんの最大の魅力「完全定価制」。
この言葉、すごく安心感がありますよね?


「契約したら、後から追加料金は取られないんでしょ?」と、私も最初は思っていました。
…と、思いきや、口コミでは「見積もりより高くなった」「追加費用が発生して予算オーバーした」という声をよく聞きます。
このカラクリは、こうです。
「完全定価制」が適用されるのは、あくまで「契約時に合意した工事範囲と仕様」に対してだけ
例えば、工事が始まって壁を剥がしてみたら、中の柱が想定以上にボロボロだった…といった場合。


これが「契約書にない事態」だったら、「柱の補強」は追加工事となり、別途見積もりと費用が発生します。



「契約書」の中身を詳細まで確認しろってのはこういうことね。
契約書に書かれていないトラブル=定価に含まれない。だから。



これは建築業界では当たり前のことなのですが、「完全定価制」という言葉が与える「何があっても金額は一切変わらない」という強いイメージとの間に、ギャップが生まれてしまうのです。
この他に、オプションも別費用となっています。
注意すべき「オプション工事」とは?


新築そっくりさんは、定価の標準工事にオーダーメイド方式でオプション工事(別費用)を乗せていきます。
先ほどの事例でもオプション費用がかかっていましたよね。
特に注意したいのは次の4点です。
項目 | 要注意ポイント |
---|---|
間取り変更 | 壁を撤去するだけでも補強費用が必要になることも。 |
標準仕様からのグレードアップ | キッチンやバスルーム、床材など。 こだわりたい部分ほど費用がかさむ可能性が 。 |
外構工事 (庭・駐車場) | 見積に入っていないことが多い。 あとから+50万円以上になるケースも。 |
コンセント・照明位置変更 | 電気工事の追加費用が1箇所あたり1〜2万円以上になることも。 |
30坪の「定価の標準工事」はどこまでなのか?大まかに把握しておこう


では「定価である標準工事」には、一般的にどんな内容が含まれてるのか?
契約内容によって異なるためあくまでざっくりですが、以下の項目が含まれることが多いです 。
一般的に含まれる工事内容
項目 | 工事内容 |
---|---|
構造躯体の調査・補強 | 耐震診断に基づいた必要な補強工事。 |
断熱改修 | 壁・床・天井への断熱材充填や、窓の交換などによる断熱性能の向上。 |
内外装の更新 | 壁紙、床材、外壁塗装、屋根材などの標準的な仕上げ。 |
水まわり設備の交換 | キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの標準グレードの設備への交換。 |
まず「相談・見積もり」で情報収集!
新築そっくりさんのウリは「完全定価制」ですが、家の健康状態やメンテナンスといった様々な要因で変わってくるため、まずは現地調査を依頼してみないことにはわかりません。


住友不動産の専門スタッフが無料で調査・プラン提案・見積作成を行ってくれるのですが、この段階で契約義務はないため、「とりあえず相談して、相場と内容を知る」だけでも価値があります。
アドバイザーに「新築そっくりさんを検討中」であることを伝え、最低でも「新築そっくりさん+他2社」くらいから見積もりをとって比較検討してみてくださいね。
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口コミ評価が真っ二つに分かれる本当の理由


「新築そっくりさん」の口コミを見ると、評価が両極端に分かれていることに気づくはずです。
満足した人の声
まずは、成功して満足したポジティブな意見から。
多くの方が満足しているポイント=新築そっくりさんの強みです。
一見割高に感じる価格ですが、全てにわたって仕事の質のレベルが高いです。高い買い物だからこそ重要なポイントです。
引用:suumoリフォーム
同じ営業の方が施工が始まってもずっと何かのたびには窓口となって対応してくださり、安心感があった。 また、こちらで契約すると仮住まいに同系列のマンションがとてもリーズナブルにお借りできる点も契約の決めてになりました。
引用:リショップナビ
高評価ポイント
新築そっくりさんに満足している方には、大きく3つの共通点があります。
- イメージ通りの出来栄えで夢が叶う
- 断熱・耐震・配線の「見えない改善」が効く!
- 担当者の手腕がすばらしいうえに、安心のアフターフォロー
後悔した人の声
営業は売るだけ売って早く入金しろと言い、入金が済んだ後の事はアフターサービスの人間に任せて素知らぬ顔。
— higmania@ムスッコ作アイコン (@higmania123) June 1, 2021
手直しに何回来て貰えばいいのか。あり得ない手抜き工事に驚いている。素人でも出来ると思われる事もしない。
住友の新築そっくりさんで
— uri – GOSUKE (@atosatoratoshi) August 26, 2021
リフォームしたけど、
見えないとこ手抜きしたり、
誤魔化したり
家中傷つけるし
ホントひどい
リフォームってこんなものなの?
結構な金額支払ってますけど、、、 pic.twitter.com/CihSm3U1Ri
低評価ポイント
新築そっくりさんで失敗した方々の声には、こんな共通点が。
- 担当者や施工品質のばらつき・連携不足
- 割高感・不透明さといった不満、価格設定への疑問
- 希望とのズレとアフターフォローへの懸念



なぜ、同じサービスなのに、こんなにも体験談が違うの?
答えは、非常にシンプルです。



リフォームの成否は、「担当者」と「施工チーム」で、ほぼ決まってしまうから。
いわゆる「担当者ガチャ」「職人ガチャ」です。
素晴らしい担当者と腕の良い職人チームに当たれば、満足度の高いリフォームになります。
しかし、経験の浅い担当者や、質の良くない下請け業者に当たってしまうと、残念ながら最悪の事態になる可能性もゼロではありません。
これは、全国規模で多くの下請け業者を抱える大手ならではの、構造的なリスクといえます。
口コミからわかる新築そっくりさんの総合評価
- 大手だからといって均一品質ではない
- 成功可否は担当者・施工業者ガチャ次第
- ガチャ内容は問い合わせるまで分からない
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【費用比較】新築そっくりさん vs 優良業者 vs 建て替え
「新築そっくりさん」のことが少しずつ分かってきたところで、他の選択肢とも比べてみましょう。
新築そっくりさん vs 優良業者 vs 建て替えのメリット・デメリット比較表
重要なポイントは、冒頭でお伝えした『コストの逆転現象』です。
比較項目 | 新築そっくりさん | 地元の優良業者 | 建て替え(新築) |
費用 (30坪) | 1,500~2,500万円+α | 1,200~2,400万円程 | 1,700~3,000万円 + 解体費 (約150万円~) |
特徴 メリット | ・定価制(条件付) ・ワンストップ ・大手ブランド力 ・耐震、断熱改修含む場合あり | ・業者選択の自由度が高い ・コスト調整しやすい ・デザイン自由度高い | ・制限なく設計できる ・間取りも構造も全てが新品 ・最新の耐震、断熱基準 ・将来的な資産価値が高い ・ローン組みやすい場合も |
注意点 デメリット | ・割高傾向 ・定価のため柔軟性は低い ・値引きなし ・品質ばらつき懸念 | ・業者選定の手間 ・倒産リスク ※suumoリフォーム経由なら 完成保証あり | ・費用が最も高額 ・工期が長い ・仮住まい必須 |
一般的には「建て替え」が最も高額になる傾向だが「コストの逆転現象」も



建て替えが一番高いのは、基礎から全て新しくするため当然ですね。
そのかわり、資産価値向上は期待できます。
リセールも視野に入れている場合は建て替えの方がアリに見えますが、総額費用を調べてから慎重な判断が必要。
次いで「新築そっくりさん」、そして「地元の優良業者」が最も費用を抑えられる可能性があります。
ですが、新築そっくりさんの費用上限目安(2,500万円)は、建て替えの費用下限(1,700万円)を大きく上回っています。
つまり「自分の家の場合、どちらが長期的に見てより良い投資か?」という視点で、考えていく必要があります。


費用を抑えられる可能性が最も高いのは「地元の優良業者」ですが、その分、信頼できる会社を自力で探す手間と目利きが求められます。
工事期間も重要な判断材料です
工期は建て替えが半年~1年と最も長く、その間の仮住まいと家賃が必須になります。この点も、総費用に含めて考えるようにしましょう。
一方、「新築そっくりさん」を含むリフォームは、既存の構造を利用するため工期が比較的短く、数ヶ月から半年程度で完了することが多いです。
リフォーム内容によっては、住みながらの工事も不可能ではない



仮住まいの手間や費用を避けたいなら大きなメリットだよね
ただ、住みながらの工事は、日中の騒音や埃、職人の出入りによるプライバシーの問題など、相応のストレスが伴うことも覚悟しておく必要が…。
リフォームか建て替えか?後悔しないための最終チェック


すべてのリスクを回避し、「正解」を見つけるための具体的な方法を解説します。
リフォームか建て替えか、質問項目
以下の5つの質問のうち、考えが近い番号はどれでしょうか。
- 場所へのこだわり
今の土地や地域コミュニティに住み続けることが重要ですか? - 構造への不安
家の基礎や構造、旧耐震基準など、根本的な問題の解決が必要ですか? - 予算と期間
コストを可能な限り抑え、できるだけ早く完了させることを優先させますか? - 設計の自由度
全く新しい間取りやデザインを強く望んでいますか? - 法的制約
現在の建築基準法では建て替えられない(再建築不可など)状況ですか?
「はい」が①③⑤の場合は、リフォームが合っている可能性が高い


現在の住まいの価値を活かしながら、コストと時間をコントロールし、理想の住まいを実現する道を探りましょう!
「担当者ガチャ」の危険を回避し、リフォームを絶対に成功させる方法はたった一つ。
それは「必ず複数の会社を比較検討すること」です。
でも、何社も連絡して同じ説明を繰り返すのは手間がかかる上に、自力で探すのは至難の業ですよね。
そんなときは、無料一括見積もりサービスを使えば初めてでも簡単に相見積もりをとれます。
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「はい」が②④の場合は、建て替えも比較検討すべき
リフォームでは解決できない根本的な問題や、ご自宅に制約がある場合は、建て替えとリフォームを天秤にかけて比較することとで、将来にわたる後悔を防げます。
リフォーム会社はリフォームを、ハウスメーカーは新築を勧めるのが当然。


そんな中で最適な選択をするために、まずはどちらにも偏らない、中立な立場の専門家に相談するのが一番です。
「スーモカウンター」ならリフォームと新築、両方のメリット・デメリットを熟知したアドバイザーが、あなたの予算やライフプランを丁寧にヒアリングし、最適な道筋を一緒に考えてくれます。
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特定の会社をゴリ押しされることも一切ありません
まだ何も決まっていなくて大丈夫。リフォームと建て替えの両方に強い建築会社もたくさんあります。
プロとの対話で、ゆっくり答えを導き出してくださいね。
【徹底比較】リフォームの補助金と建て替えの減税、本当にお得なのはどっち?
「リフォームは補助金でお得」とよく聞きますが、建て替えにも税制優遇(減税)が用意されています。
そのため、目先の費用だけでなく、長期的な視点でどっちがお得なのか比較するのも大切なポイントです。
リフォームの魅力:すぐに貰える「返済不要の補助金」


リフォームだと、国や自治体から返済不要の補助金がもらえます。
特に「住宅省エネキャンペーン」が手厚く、窓の断熱改修や高効率給湯器の導入など、工事内容に応じて複数の補助金を組み合わせることも!
補助金の重ね使いで200万円超もお得
例えば「子育てエコホーム支援事業」と「先進的窓リノベ事業」を組み合わせると、補助金総額が200万円を超えるケースもあります。
ただし、これらの補助金は予算上限があり先着順のため、早めの計画が重要です。
関連記事
建て替えの強み:10年単位で得する「未来への税金投資」
一方、建て替えの強みは、長期にわたる税金の優遇措置です。
一回きりの補助金とは異なり、10年以上にわたってじわじわと、大きな恩恵を受けられる可能性があります。


特に高性能な住宅(長期優良住宅など)を建てることで、その効果は最大化されます。
住宅ローン控除と固定資産税で数百万円の差
建て替えで利用できる「住宅ローン控除」は最大13年間、総額で数百万円の税金が戻ってくる可能性があります。
さらに「固定資産税」の減額期間も、リフォームにはない大きなメリット。
この2つだけで、リフォームの補助金額を大きく上回るケースがほとんどです。



結局、うちはどっちがお得なの?



家の築年数、家族構成、そして将来のライフプランによって全く異なってきます!
これらの制度を最大限に活用するには、専門的な知識が必要です。
まずは無料相談で「あなただけの正解」を知ろう
この複雑な問題を解決する唯一の方法は、やはり中立な立場の専門家に相談することです。


スーモカウンターの経験豊富なアドバイザーに「リフォームで補助金をもらう場合」と「建て替えで税金優遇を受ける場合」の具体的な資金シミュレーションをしてもらうのが効率的です。
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【FAQ】新築そっくりさんの費用についてのよくある質問
結局、30坪のリフォーム費用はいくらくらい見ておけば安心なの?
記事でお伝えした1,500~2,500万円は、あくまで「家まるごと」の新築そっくりさんの一般的な目安です。
水まわりだけなど部分的ならもっと費用は抑えられますが、「新築そっくりさん」を選ぶ方は全体的な改修を希望されることが多いですね。
ただ、上限は本当に「どこまでこだわるか」次第!
家の状態やオプションによっては3,000万円近くなる可能性もゼロではありません。
一番確実なのは、あなたの家で実際に見積もりを取ることです。できれば複数の会社(そっくりさん以外も含む)から見積もりを取って比較するのが、納得できる費用を知る一番の方法だと、私は経験上思います。
「定価制」で追加費用が発生しやすいのはどんな時?
坪数に関わらず、「標準仕様からのグレードアップ」と「契約時の見積もりに含まれていない工事(解体後の問題発見など)」です。
契約前の範囲確認が最重要!
「標準仕様の範囲」と「追加費用が発生するケース」を書面で徹底的に確認すること!
ここを曖昧にすると、「定価じゃなかったの!?」と後で驚くことになります…。
新築そっくりさんと、腕の良い地元の工務店リフォーム、結局どっちがいいの?
どちらが良いかは、何を一番重視するかによります。
「新築そっくりさん」は大手の安心感、耐震性への注力、窓口の一本化が魅力です。
一方、地元の優良工務店なら、費用を抑えられたり、より細かな要望に応えてくれたりすることも。
そのため、一括見積もりサイトで優良リフォーム会社の提案や見積もりを比較した上で、新築そっくりさんと天秤にかけるのが、後悔しない一番の方法としておすすめです。
うちの家、かなり古いんだけど、本当に「新築そっくり」みたいに綺麗になる?
確かに、内装や設備は新品同様になり、断熱性や耐震性も向上して、見違えるように快適になると思います。
ただ、「新築と全く同じ」にはなりません。
基礎や柱など、既存の構造を活かすのが基本なので、その部分の制約(例えば、基礎自体の限界や、どうしても動かせない柱など)は残ります。
完成後に「思ったのと違う…」とならないためにも、リフォームの限界も理解した上で、どこまで綺麗になるのか、具体的な完成イメージを担当者さんとしっかり共有してくださいね。
見積もりを取る前に、自分で何か準備しておくことはある?
具体的には、
- 「絶対に譲れない条件(Must)」と「できれば叶えたい希望(Want)」をリスト化する。
例:耐震性は絶対!できれば床暖房が欲しい、など - 「予算の上限」を明確に決めておく。(予備費も考慮して!)
- 「今の家の問題点」や「リフォームでどう改善したいか」を具体的に書き出しておく。
これをまとめておくだけで、相談がスムーズに進みますし、業者さんからの提案や見積もりも、より的確なものが出てきやすくなります。
契約時に特に注意すべきことは何?
契約書は隅々まで読み込み、内容を完全に理解することが大前提です。
特に以下の点は必ず確認しましょう。
- 工事範囲と仕様
何が含まれ、何が含まれないのか。
使用する建材や設備のメーカー・品番まで明記されているか。 - 総額と支払い条件
追加費用が発生する条件、支払い時期と方法。 - 工期
工事の開始日と完了予定日。遅延した場合の取り決め。 - 保証内容と期間
どこまで保証されるのか、期間はいつまでか。 - クーリングオフ
不明な点や納得できない点があれば、署名・捺印する前に必ず質問し、回答を書面に残してもらうようにしましょう。
まとめ:あなたの家づくりが、最高の思い出になりますように
- 新築そっくりさん30坪の費用相場は1,500万~2,500万円。
※家全体まるごとの場合。 - 新築そっくりさんは、もともとの費用設定が高い。
部分リフォームだとさらに割高なのでフルリフォーム向き。 - リフォームは補助金、建て替えは減税などそれぞれメリデメがあり家の状態によって最適プランは変わる。
プロへの相談や複数社の相見積もりで比較検討するのが家づくり成功のコツ。
大規模リフォームは、人生でそう何度も経験するものではありません。
だからこそ、情報収集し、予算や価値観に合った選択をすることが何よりも大切です。
成功の最も重要な鍵は、プランを選ぶこと以上に「信頼できるパートナー」を選ぶことです。





未来の家づくりが、家族にとって最高の思い出になりますように!
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おすすめな人 | ブランドやサービスに魅力を感じる方 大手の安心感がほしい方 |
体験談 | 私が問い合わせたときはあまり知識がなく何度も保留に。 たまたまかもだけど不安かなぁという印象。 仕事ができる担当と業者に当たればいいご縁になるかも。 料金はやはり高い。 気になるなら紹介サイト経由で問い合わせ、合わなかったら断るでOK。 |
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株式会社リクルート | |
特徴 | ・完全無料 ・中立なので営業一切なし ・優良会社900社から厳選 ・何度でも相談OK (依頼しなくてもよし) ・お断り代行あり ・無料の工事完成保証も◎ |
おすすめな人 | どこから手をつければいいか迷う方。 効率よく比較したいあなたに。 |
体験談 | 私が紹介された3社のうち2社は見積もり価格が適正。 担当のレスポンス・提案も良く相談しやすかったので、 現地調査&相見積もりで比較するならまずここがおすすめ。 |
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株式会社じげん(東証一部上場) | |
特徴 | ・利用無料 ・業界トップクラスの4,000社以上 ・電話で優良会社を1~5社紹介 ・安心保証付き |
おすすめな人 | 忙しくて時間がない方。 良質かつ多くの選択肢から選びたい方。 |
体験談 | 私が紹介された3社のうち1社は大手で高く提案もイマイチ。 他は適正価格で提案も良く、全体的に良質だったのでこちらもおすすめ。 |
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一般財団法人建設物価調査会が公表している、地域別の「建築費指数」といったデータも参考にしてみてください。お住まいの地域の工事費相場感をある程度把握できます。提示された見積もりの妥当性を判断する上で役立ちますよ。
- 独立行政法人 国民生活センター
- 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
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