
築45年、親から受け継いだ大切なわが家。
でも、冬は凍えるように寒く、間取りは使いにくい。地震のニュースが流れるたびに、家族の安全が頭をよぎる…。「新築そっくりさん」なら思い出はそのままに、新築同様に生まれ変わるかもしれない。
でも、一体いくらかかるんだろう?本当にCMのように、暖かくて安心な家になるの?
あなたもそんな期待と不安の狭間で、最初の一歩をためらっていませんか?
そこで今回は30坪の費用を解説しながら、お金の不安や工事への疑問、「建て替えとどっちがいいの?」という迷いを一つひとつ解消し、ご家族の未来の笑顔を守るための『答え』を見つけるお手伝いをします。
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この記事を読み終える5分後には、後悔しないための具体的な判断基準を手にしているはずです。
【結論】新築そっくりさん30坪の費用相場と内訳

30坪のご自宅を新築そっくりさんでフルリフォームした場合、費用相場はおおよそ1,500万円~2,500万円超とされています。
これだけの幅があると、「うちの場合は一体いくらなの?」と不安になってしまいますよね。
その理由は、以下の5つのポイントにあります。
①築年数と家の状態
築年数が古く、壁の中の柱や土台の傷みが激しいほど補強工事の追加費用がかかります。

特に30年以上経っている場合、耐震補強はほぼ必須です。
費用は上がりますが、これは何物にも代えがたい「家族の安心」への大切な投資とになってきます。
②リフォームの工事範囲
「まるごとリフォーム」と言っても、どこまで手を入れるのかによって費用は大きく変わります。

内装だけなのか、外壁や屋根も含むのか、間取り変更の規模はどれくらいか、などですね。
外壁・屋根の補修から内装・配管・断熱工事まで含めると、やはり予算は上がります。
③デザインや設備のグレード
雑誌で見るような最新式のシステムキッチン、温もりのある無垢材のフローリング…。夢は広がりますが、こだわればこだわるほど費用は上がっていきます。

どこに重点を置くか、予算とのバランスを考えるのが、家づくりの一番悩ましくも、一番楽しい時間かもしれませんね。

「これくらいは全然許容範囲」と思った点が、後から日々の小さな「後悔」になることも。
うちのトイレがそうで、マンションの頃はあった自動開閉・自動水洗機能がなくて今でも気になります(フタを触らない生活に慣れてしまった…)。問題はないけど、設備のグレードを決める際は、毎日の暮らしを具体的に想像することが大切だなと感じます。
④オプション工事の量
後ほど詳しく解説しますが、「標準工事」に含まれないオプション工事がどれだけ増えるかで、総額は大きく変わってきます 。


ここが予算オーバーの落とし穴!
後ほど詳しく解説します
⑤地域差


工事費や人件費は地域によって差があるため、費用相場も多少変動する可能性があります 。
都心や人気エリア、断熱材や暖房設備の違い、地域による建築基準など。



例えば、私の北海道の実家。だいぶ前ですが見積もりを取るとフルリフォームで1,000万円という結果に。
妹たちが小さかったので、その時は部分リフォームを選択しましたが、家の状態がいかに費用を左右するかを痛感しました。
つまり、ご自宅の状態と希望によって、最終的な金額は大きく変動します。
リフォーム費用の内訳(30坪の一例)
新築そっくりさんはスケルトンリフォーム(骨組み状態にしてからの全面改修)が基本で、間取り変更・耐震強化・配管更新までを一気に行うのが醍醐味です。
ということで、実際の内訳を表で見てみましょう。
工事項目 | 税込概算費用 ※目安 | 内容例 |
---|---|---|
解体・撤去工事 | 100万円 | 内装のスケルトン化、 設備の撤去など |
構造補強・耐震工事 | 150〜250万円 | 耐震診断、筋交い追加、 基礎補強、金物補強など |
断熱・防音工事 | 100〜150万円 | 外壁・床下・天井断熱材の入れ替え、 二重窓対応 |
水まわり | 300〜400万円 | システムキッチン、ユニットバス、 洗面台、節水トイレの新設・配管引き直しなど |
内装 (壁・床・天井など) | 200〜300万円 | 無垢材フローリング、クロス全面貼り替え、 建具交換など |
外装 (外壁・屋根など) | 250〜350万円 | 外壁サイディング張り替え、屋根瓦の葺き替え、 外壁塗装・防水処理など |
設計・監理・諸経費 | 100〜150万円 | 設計図作成、現場監督、人件費、仮設工事、 現場清掃、施工保険など |
合計すると最低でも1,500万円程度のコストはかかりますが、その分、「まるで新築レベル」のクオリティを実現できます。
これらを「ひとまとめ」でできるのが新築そっくりさんの大きな魅力です。
【参考】坪単価目安は50万円~80万円くらいが一つの目安
色々な事例を見ると、新築そっくりさんの標準的なリフォームでは、坪単価50万円~80万円くらいが一つの目安になっています。
もしグレードの高い素材を使ったり、特別な設備を入れたり、あるいは家の構造に大きな補修が必要だったりすると…。
坪単価100万円を超えるケースも実際にあります。
逆に、「とにかくシンプルに!」と内容を絞れば、坪単価40万円程度に抑えられる可能性も。
本当に、やり方次第で大きく変わってくるんですよね。
ここでお伝えしてきたポイントは、費用相場はあくまで「目安」であり、本当の金額はあなたのお家の状態と、ご家族が叶えたい暮らしによって全く変わってくるということです。
特に多くの方が不安に思われるのが、この1,000万円以上もの価格差です。「うちの場合は一体いくらなの?」と、この数字の幅を見て立ち止まってしまうお気持ち、とてもよく分かります。
ですから、まずは「わが家はどこにお金をかけたいのか」という優先順位を考えてみてください。
具体的なリフォーム事例を見たときに、「このお家はうちと似ているな」と、よりリアルな費用感を掴むことができますよ。
【実例】新築そっくりさん30坪リフォーム事例から費用感を掴む


30坪前後の住宅がどのように生まれ変わり、いくらかかったのか、3つの事例を見ていきます。
事例①:耐震補強を施し、屋根も軽量瓦に葺き替え、地震に強い家に
費用 | 築年数 | 面積 |
2,203万円 | 45年 | 約30坪 |




費用 | 2,203万円 | ||||
築年数 | 45年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 99.38㎡ (約30坪) | ||||
工事内容 | 5L・DK→3LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム バリアフリー化 耐震・断熱性能向上 外装・屋根・サッシ更新 LIXIL設備 床暖房設置 | ||||
内訳 | 外装・内装・設備機器工事:1,228万円 増築工事:81万円 減築工事:25万円 オプション工事:263万円 外構工事:310万円 諸経費:191万円 消費税:105万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
築45年のこのお住まいで、ご主人が抱えていたのは、耐震性への深刻な不安でした。
そこで行ったのが、家の土台から見直す徹底した耐震補強。さらに、家に負担をかけていた重い瓦屋根を、軽量な金属屋根へと葺き替えることで、万が一の揺れにも耐えうる、家族の命を守る頑丈な構造へと生まれ変わらせました。
かつて細かく仕切られ暗かった間取りも見直し、光が差し込む開放的なLDKへ。以前の不安は消え、今は家族の笑い声が響く、心から安心できる住まいになりました。
事例②:12年間放置された空き家を快適な住まいに再生
費用 | 築年数 | 面積 |
1,790万円 | 31年 | 約26坪 |
\before/


\after/






費用 | 1,790万円 | ||||
築年数 | 31年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 86.29㎡ (約26坪) | ||||
主な工事内容 | 4K→2LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム 水まわり 収納他 性能向上工事(耐震等) 外部工事 | ||||
内訳 | 外部工事:330万円 性能共通工事:480万円 内部工事:390万円 内部建具:150万円 外部建具:105万円 改造・増築・減築工事:30万円 その他:158万円 諸経費:150万円 消費税:132万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
12年間、誰も住むことなく時が止まっていた空き家。老朽化が進み、暗く、冷たい印象でした。
しかし、新しいご家族は、この家が持つ可能性を信じていました。
単に修繕するだけでなく、断熱性能を根本から見直し、水まわりも一新。かつて和室中心で光が届きにくかった間取りを、家族が集うモダンな洋室中心のレイアウトへと大胆に変更しました。
忘れられていた家に新しい命が吹き込まれ、これから何十年もの新しい家族の物語を紡いでいく、全く新しい価値を持つ住まいへと生まれ変わりました。
事例③:細切れの間取りと耐震性の不安を同時に解消
費用 | 築年数 | 面積 |
2,240万円 | 45年 | 約31坪 |
\before/


\after/




費用 | 2,240万円 | ||||
築年数 | 45年 | ||||
面積 (㎡/坪) | 102.79㎡ (約31坪) | ||||
主な工事内容 | 4L・DK→3LDKへ間取り変更 スケルトンリフォーム 間取り変更 リビング・ダイニング LIXIL設備 玄関 寝室 廊下 収納 階段 外装、屋根、サッシ 性能向上工事(耐震・断熱) | ||||
内訳 | 外装・内装・設備機器工事: 1,397万円 オプション工事: 541万円 諸経費: 195万円 消費税: 107万円 | ||||
工期 | 3か月 |
主な工事内容・特徴
老朽化も進み、耐震性も心配、さらに細かく仕切られた間取りで使い勝手が悪かったため、マンションへの住み替えも考えていたお住まい。
壁を撤去し大空間のLDKを実現させ、2階はご夫婦それぞれの寝室へと一新。バリアフリーや耐震補強、断熱工事に加え、全て複層ガラスサッシに交換したことで、安全性・快適性も格段に向上しました。
デザインの美しさと、命を守る安全性の両立を叶えている、ご夫婦の老後を支える家づくりの好例です。
3つの事例から、特に築年数が古い家の場合は耐震補強が必須となり、定価の他にオプション費用なども含めると費用が2,500万円を超えるケースも多いことが分かります。



ちなみに私の実家では、家族が特に気にしていた外壁・屋根を中心に、水まわりとクロスを一新する部分リフォームを選択しました。
(築15年くらいから目に見えて外壁が劣化してきたんです。もっと内装に手をかけたかったけど、将来の修繕費がさらに高くなると判断しました。)
費用は約500万円程でしたが、家の「顔」が綺麗になったことで、帰宅するたびに嬉しかったのを覚えています。
ポイントは、具体的な事例を見ることで、予算感の解像度を上げることでした。
「どの事例も素敵だけど、うちとは少し違うな…」「結局、何が費用を大きく左右するんだろう?」と感じられたのかもしれません。
大切なのは、これらの金額を動かしている「ルール」、つまり何が標準工事で、何が追加費用となるのかという仕組みを理解することです。
【なぜ】新築そっくりさんは割高と言われるの?
実際に「地元の工務店と比べると20~40%高い」という声もよく聞きます。
これには、ちゃんとした理由があります。
「新築そっくりさん」が割高になる理由
- 住友不動産は総合不動産会社(総合デベロッパー)
- リフォームは自社でやらない→外部委託
- 手数料は見積もりに上乗せ
- さらに莫大な広告宣伝費などの経費も上乗せ
- 完全定価制を採用しているため、いざというときの保険料も上乗せ
つまり、この価格差は「大手ならではの安心とブランドへの対価」と言えるでしょう。
この「価格差」は、多くの方が最初に悩むポイントです。
「大手ならではの安心感」という言葉は聞こえが良いですが、ご自身の予算と照らし合わせた時、本当にその価値があるのか、迷いますよね。
ここで大切なのは、「家づくりで、何を一番大切にしたいか?」を明確にすることです。
コストを最優先するのか、それとも割高でも、ブランドが提供する包括的なサポートや保証に安心感を求めるのか。
情報収集しながら考えをまとめていく方が多いです。
そして、実はこの価格以上に、あなたの最終的な予算に大きく影響するのが、次に解説する『完全定価制』です。
【光と影】新築そっくりさん「完全定価制」の落とし穴


費用と並んで気になるのが、新築そっくりさん特有の「完全定価制」。ここにも、知っておくべき「光と影」があります。
「完全定価制」なのに、なぜ追加費用が発生するの?
新築そっくりさんの最大の魅力「完全定価制」。


この言葉、すごく安心感がありますよね?
「契約したら、後から追加料金はかからないんだよね?」と、私も最初は思っていました。
…しかし、口コミでは「見積もりより高くなった」「追加費用が発生して予算オーバーした」という声をよく聞きます。
「完全定価制」が適用されるのは、あくまで「契約時に合意した工事範囲と仕様」に対してだけ
例えば、工事が始まって壁を剥がしてみたら、中の柱が想定以上にボロボロだった…といった場合。


これが「契約書にない事態」だったら、「柱の補強」は追加工事となり、別途見積もりと費用が発生します。
これは建築業界では当たり前のことなのですが、「完全定価制」という言葉が与える「何があっても金額は一切変わらない」という強いイメージとの間に、ギャップが生まれてしまうのです。
この「業界の常識」と「消費者の期待」のズレが、どんなご自宅にもあてはまる場合があることを知っておいてください。
この他に、オプションも別費用となっています。
注意すべき「オプション工事」とは?


新築そっくりさんは、定価の標準工事にオーダーメイド方式でオプション工事(別費用)を乗せていきます。
先ほどの事例でもオプション費用がかかっていましたよね。
特に注意したいのは次の4点です。
項目 | 要注意ポイント |
---|---|
間取り変更 | 壁を撤去するだけでも補強費用が必要になることも。 |
標準仕様からのグレードアップ | キッチンやバスルーム、床材など。 こだわりたい部分ほど費用がかさむ可能性が 。 |
外構工事 (庭・駐車場) | 見積に入っていないことが多い。 あとから+50万円以上になるケースも。 |
コンセント・照明位置変更 | 電気工事の追加費用が1箇所あたり1〜2万円以上になることも。 |
30坪の「定価の標準工事」はどこまでなのか?大まかに把握しておこう


では「定価である標準工事」には、一般的にどんな内容が含まれてるのか?
契約内容によって異なるためあくまでざっくりですが、以下の項目が含まれることが多いです 。
一般的に含まれる工事内容
項目 | 工事内容 |
---|---|
構造躯体の調査・補強 | 耐震診断に基づいた必要な補強工事。 |
断熱改修 | 壁・床・天井への断熱材充填や、窓の交換などによる断熱性能の向上。 |
内外装の更新 | 壁紙、床材、外壁塗装、屋根材などの標準的な仕上げ。 |
水まわり設備の交換 | キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの標準グレードの設備への交換。 |
ここまで読んで、少し不安が大きくなってしまったかもしれません。「想定外の追加工事」「わかりにくいオプション費用」、そして「担当者との相性」。
これらは、私がこれまでお話を伺ってきた中で、最も多くの方が後悔されているポイントです。
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【口コミ】評価が真っ二つに分かれる理由


「新築そっくりさん」の口コミを見ると、評価が両極端に分かれていることに気づくはずです。
満足した人の声
まずは、成功して満足したポジティブな意見から。
多くの方が満足しているポイント=新築そっくりさんの強みです。
一見割高に感じる価格ですが、全てにわたって仕事の質のレベルが高いです。
高い買い物だからこそ重要なポイントです。
引用:suumoリフォーム
同じ営業の方が施工が始まってもずっと何かのたびには窓口となって対応してくださり、安心感があった。
また、こちらで契約すると仮住まいに同系列のマンションがとてもリーズナブルにお借りできる点も契約の決めてになりました。
引用:リショップナビ
高評価ポイント
新築そっくりさんに満足している方には、大きく3つの共通点があります。
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失敗した人の声
営業は売るだけ売って早く入金しろと言い、入金が済んだ後の事はアフターサービスの人間に任せて素知らぬ顔。
— higmania@ムスッコ作アイコン (@higmania123) June 1, 2021
手直しに何回来て貰えばいいのか。あり得ない手抜き工事に驚いている。素人でも出来ると思われる事もしない。
住友の新築そっくりさんで
— uri – GOSUKE (@atosatoratoshi) August 26, 2021
リフォームしたけど、
見えないとこ手抜きしたり、
誤魔化したり
家中傷つけるし
ホントひどい
リフォームってこんなものなの?
結構な金額支払ってますけど、、、 pic.twitter.com/CihSm3U1Ri
低評価ポイント
一方、新築そっくりさんで失敗した方々の声には、こんな共通点が。
- 担当者や施工品質のばらつき・連携不足
- 割高感・不透明さといった不満、価格設定への疑問
- 希望とのズレとアフターフォローへの懸念
なぜ、同じサービスなのに、こんなにも体験談が違うのでしょうか?
その答えは、リフォームの成否が、巡り合った「担当者」と「施工チーム」の質に大きく左右されてしまうという、大手ならではの構造的な現実にあります。
素晴らしい担当者と腕の良い職人チームに当たれば、理想のリフォームに。
しかし、経験の浅い担当者や、質の良くない下請け業者に当たってしまうと、残念ながら最悪の事態になる可能性もゼロではありません。
口コミからわかる新築そっくりさんの総合評価
- 大手ならではの安心感や総合力はすばらしい
- ただ、大手だからといって均一品質ではない
- 成功可否は担当者・施工業者次第
- 良い担当者かどうかは問い合わせるまで分からない
この両極端な口コミ、特に「担当者ガチャ」という運要素に不安を感じられたのではないでしょうか。大切なわが家の未来が、運で決まってしまうかもしれないなんて嫌ですよね。
これこそが、リフォーム成功の「本質」ですが、この「ガチャ」は、運任せにする必要は全くありません。
私がこれまで多くのご相談に乗ってきた経験から断言できるのは、リフォームの満足度は、会社の知名度や価格以上に「あなたと担当者の相性」で決まるということです。
リフォームの成否を決めるのは、会社選びではなく『担当者』選びです。
後悔しないための唯一の方法は、複数の会社から実際に提案を受け、「この人なら信頼できる」と思える担当者を見つけること。
\担当者の質を比較する/
※3〜4社の担当者と話すことが失敗しないための鍵!
一括見積サイトは私も度々利用しています。実際、便利です。自分で探すよりはるかに楽だし、何かと相談に乗ってもらえるので重宝しています(準防火地域なので制約があったりするんです)。
スマホで簡単に予約して相談できるので、ぜひ活用してみてくださいね。
【費用比較】新築そっくりさん・優良業者・建て替え


「新築そっくりさん」の全体像が見えてきた今、「で、結局うちの場合は、他の選択肢と比べてどうなの?」というのが一番気になりますよね。
一般的には「建て替え」が最も高額になる傾向だが「コストの逆転現象」も
比較項目 | 新築そっくりさん | 地元の優良業者 | 建て替え(新築) |
費用 (30坪) | 1,500~2,500万円超 | 1,200~2,400万円程 | 1,700~3,000万円超 |
特徴 メリット | ・定価制(条件付) ・ワンストップ ・大手ブランド力 ・耐震、断熱改修含む場合あり | ・業者選択の自由度が高い ・コスト調整しやすい ・デザイン自由度高い | ・制限なく設計できる ・間取りも構造も全てが新品 ・最新の耐震、断熱基準 ・将来的な資産価値が高い ・ローン組みやすい場合も |
注意点 デメリット | ・割高傾向 ・定価のため柔軟性は低い ・値引きなし ・品質ばらつき懸念 | ・業者選定の手間 ・倒産リスク ※suumoリフォーム経由なら 完成保証あり | ・費用が最も高額 ・工期が長い ・仮住まい必須 |
基本的には基礎から全て新しくする「建て替え」が最も高額になります。その分、資産価値の向上が期待できるため、将来的にリセールも視野に入れるなら、非常に魅力的な選択肢です。ただし、総額費用をしっかりと把握した上での慎重な判断が欠かせません。
次いで「新築そっくりさん」。ただ、新築そっくりさんの費用上限目安(2,500万円)は、建て替えの費用下限(1,700万円)を上回っています。
最も費用を抑えられるのは「地元の優良業者」ですが、その分、信頼できる会社を自力で探す手間と目利きが求められます。
建て替え費用について
国土交通省の調査によると、建て替えの全国平均費用は約3,300万円です。
当記事でご紹介している1,700万円という金額は、仕様や設備を工夫した場合の「最低ライン」の目安です。
ローコスト住宅などを選ぶことでこの価格帯は実現可能ですが、平均的にはより高額になることを念頭に置いておいてください。
工事期間も重要な判断材料です
工期は建て替えが半年~1年と最も長く、その間の仮住まいと家賃が必須になります。この点も、総費用に含めて考えるようにしましょう。
一方、「新築そっくりさん」を含むリフォームは、既存の構造を利用するため工期が比較的短く、数ヶ月から半年程度で完了することが多いです。
リフォーム内容によっては、住みながらの工事も不可能ではない
ただ、住みながらの工事は、日中の騒音や埃、職人の出入りによるプライバシーの問題など、相応のストレスが伴うことも覚悟しておく必要があります。
ご家庭のライフプランや予算、生活スタイルに合わせて、どの要素を優先するか考える必要があります。
「選択肢が多すぎて、ますます悩む…」と感じたかもしれません。家づくりという大きな決断の、一番難しくて大切な部分です。
ここで大切なのは、数字の比較だけではないということ。この3つの選択肢を、単なる価格の違いではなく「家づくりに対して何を求めるか」で考えてみてください。
- 新築そっくりさんは「大手ブランドの安心感」という価値。
- 地元の優良業者は「コストと自由度のバランス」を自分で探求できる。
- 建て替えは、「未来への投資と、完全な理想」を叶えられます。
「どの考えが、家族に一番合っているか?」で考えてみると、案外進むべき道が見えてきます。あとは予算との兼ね合いですね。
予算別にできることをまとめた記事はこちら。どれも数分で読めます。
>>【500万円】費用・限界と「比較の鉄則」
>>【1,000万円】経験者が語る失敗しない方法
>>【1,500万円】事例比較・リアルな全解説
>>【2,000万円】費用や注意点・家づくり成功の秘訣
>>【3,000万円】建て替え・住み替え比較でわかる賢い選択
【最終チェック】リフォームか建て替えか?失敗しないためのチェック


ここまで多くの情報を検討してきましたが、すべてのリスクを回避し、後悔しないために。
現状での状況を整理するための、最後の5つの質問です。
リフォームか建て替えか、質問項目
以下の5つの質問のうち、考えが近い番号はありますか?
- 場所へのこだわり
今の土地や地域コミュニティに住み続けることが重要ですか? - 構造への不安
家の基礎や構造、旧耐震基準など、根本的な問題の解決が必要ですか? - 予算と期間
コストを可能な限り抑え、できるだけ早く完了させることを優先させますか? - 設計の自由度
全く新しい間取りやデザインを強く望んでいますか? - 法的制約
現在の建築基準法では建て替えられない(再建築不可など)状況ですか?
「Yes」が①③⑤の場合は、リフォームが合っている可能性が高いです


現在の住まいの価値を活かしながら、コストと時間をコントロールし、理想の住まいを実現する道を探りましょう。
リスクを回避し、リフォームを成功させる方法はたった一つ。
それは「必ず複数の会社を比較検討すること」です。
でも、何社も連絡して同じ説明を繰り返すのは手間がかかる上に、自力で探すのは至難の業ですよね。
そんなとき、たった一度の入力で、複数の優良会社から「あなたのためだけ」のプランと見積もりが届くのが、無料の一括見積もりサービスです。自力で探す手間と時間を省き、賢く理想のパートナーを見つけましょう。


悪徳業者や「隠れコスト」から大切な家と資産を守り、理想のパートナーを見つけてくださいね。
「Yes」が②④の場合は、建て替えも比較検討すべきかも
リフォームでは解決できない根本的な問題や、ご自宅に制約がある場合は、建て替えとリフォームを天秤にかけて比較することで、将来にわたる後悔を防げます。


リフォーム会社はリフォームを、ハウスメーカーは新築を勧めるのが当然。
そんな中で最適な選択をするために、まずは「あなたの家族の幸せ」を最優先で考えてくれる、完全に中立な立場の専門家に相談するのが一番です。
「HOME4U 家づくりのとびら」ならリフォームと新築、両方のメリット・デメリットを熟知したアドバイザーが、あなたの予算やライフプランを丁寧にヒアリングし、最適な道筋を一緒に考えてくれます。
まだ何も決まっていなくても大丈夫。リフォームと建て替えの両方に強い建築会社もたくさんあります。
プロとの対話で、ゆっくり答えを導き出してくださいね。
ここまで、本当にお疲れさまでした。5つの質問を通して、あなたとご家族が大切にしたいこと、そして進むべき道の輪郭が、少し見えてきましたか?
「正解」は一つではありません。大切なのは、あなたのご家族にとっての「最適解」を見つけること。
その答えが、この先の選択を、そして10年後のご家族の笑顔を、きっと明るく照らしてくれるはずです。
あなたの家づくりが、最高の思い出になりますように。心から応援しています。
【徹底比較】リフォームの補助金と建て替えの減税、本当にお得なのはどっち?
「リフォームは大型補助金でお得!」という声と、「建て替えは将来的な税金で得をする」という声。どちらも魅力的ですよね。
だからこそ、多くの方が「うちにとっては、どちらが賢い選択なの?」と悩み問題を先送りにしがち。
目先の金額だけでなく、10年、20年先のご家族の暮らしまで見据えた時、本当にお得なのはどちらなのか。ここでは簡単に解説してきます。
リフォームの魅力:手元に現金が戻る「返済不要の補助金」


リフォームだと、国や自治体から返済不要の補助金がもらえます。
特に「住宅省エネキャンペーン」が手厚く、窓の断熱改修や高効率給湯器の導入など、工事内容に応じて複数の補助金を組み合わせることも!
補助金の重ね使いで200万円超もお得
例えば「子育てエコホーム支援事業」と「先進的窓リノベ事業」を組み合わせると、補助金総額が200万円を超えるケースもあります。
ただし、これらの補助金は予算上限があり先着順。とても人気があるので早めの計画がカギ!
関連記事
>>【2025年版】補助金で費用カット!申請ガイドと注意点で網羅的に解説しています。
建て替えの強み:10年かけてじっくり育てる「未来への節税メリット」
一方、建て替えの強みは、長期にわたる税金の優遇措置です。
一回きりの補助金とは異なり、10年以上にわたってじわじわと、大きな恩恵を受けられる可能性があります。


特に高性能な住宅(長期優良住宅など)を建てることで、その効果は最大化されます。
住宅ローン控除と固定資産税で数百万円の差
建て替えで利用できる「住宅ローン控除」は最大13年間、総額で数百万円の税金が戻ってくる可能性があります。
さらに「固定資産税」の減額期間も、リフォームにはない大きなメリット。
この2つだけで、リフォームの補助金額を大きく上回るケースがほとんどです。
どっちがお得なのかについては、ご家庭ごとに全く異なります。築年数、ご家族の構成、そして10年後、20年後のライフプラン。これら全てを考慮して初めて、「あなただけの正解」が見えてきます。
まずは無料相談で「あなただけの正解」を知ろう
この複雑な問題も、お一人で悩まないでくださいね。


「HOME4U家づくりのとびら」なら資金計画から相談に乗ってくれるので、経験豊富なアドバイザーに「リフォームで補助金をもらう場合」と「建て替えで税金優遇を受ける場合」の具体的な資金シミュレーションをしてもらうのがおすすめです。
この補助金と税金の話、ご予算によっては一番頭が痛い部分です。
どちらがお得かは、ご年収、ご家族の状況、そして選ぶ家の性能により、本当にケースバイケースです。
ここで大切なのは、あなたがこの複雑な計算をすべてご自身でマスターする必要はない、ということです。
(もちろんご自身での情報収集もしてほしいです)
むしろ、専門家をうまく活用して、「わが家の場合はどうなりますか?」という一点だけをクリアにしてもらうこと。それが、効率的に家づくりを成功させる最短ルートです。
中立なアドバイザーは、まさにこの資金計画のプロフェッショナルです。
専門家の力を借りて、あなたにとっての「本当のお得」を見つけてくださいね。
【FAQ】新築そっくりさんの費用についてのよくある質問
結局、30坪のリフォーム費用はいくらくらい見ておけば安心なの?
記事でお伝えした1,500~2,500万円はあくまで目安ですが、「じゃあ、我が家の場合は結局いくらなの?」と、一番気になりますよね。
水まわりだけなど部分的ならもっと費用は抑えられますが、「新築そっくりさん」を選ぶ方は全体的な改修を希望されることが多いですね。
ただ、上限は本当に「どこまでこだわるか」次第!
家の状態やオプションによっては3,000万円近くなる可能性もゼロではありません。
一番確実なのは、実際に見積もりを取ることです。できれば複数の会社(そっくりさん以外も含む)から見積もりを取って比較するのが、納得できる費用を知る一番の方法だと、私は経験上思います。
「定価制」で追加費用が発生しやすいのはどんな時?
坪数に関わらず、「標準仕様からのグレードアップ」と「契約時の見積もりに含まれていない工事(解体後の問題発見など)」です。
契約前の範囲確認が最重要!
「標準仕様の範囲」と「追加費用が発生するケース」を書面で徹底的に確認すること!
ここを曖昧にすると、「定価じゃなかったの!?」と後で驚くことになります…。
新築そっくりさんと、腕の良い地元の工務店リフォーム、結局どっちがいいの?
どちらが良いかは、何を一番重視するかによります。
「新築そっくりさん」は大手の安心感、耐震性への注力、窓口の一本化が魅力です。
一方、地元の優良工務店なら、費用を抑えられたり、より細かな要望に応えてくれたりすることも。
そのため、一括見積もりサイトで優良リフォーム会社の提案や見積もりを比較した上で、新築そっくりさんと天秤にかけるのが、後悔しない一番の方法としておすすめです。
うちの家、かなり古いんだけど、本当に「新築そっくり」みたいに綺麗になる?
確かに、内装や設備は新品同様になり、断熱性や耐震性も向上して、見違えるように快適になると思います。
ただ、「新築と全く同じ」にはなりません。
基礎や柱など、既存の構造を活かすのが基本なので、その部分の制約(例えば、基礎自体の限界や、どうしても動かせない柱など)は残ります。
完成後に「思ったのと違う…」とならないためにも、リフォームの限界も理解した上で、どこまで綺麗になるのか、具体的な完成イメージを担当者さんとしっかり共有してくださいね。
まとめ:あなたの家づくりが、最高の思い出になりますように
- 30坪の費用相場は1,500万~2,500万円超。
※家全体まるごとの場合。 - 新築そっくりさんは、もともとの費用設定が高い。
※定価制の保険料などが含まれているため。 - この費用帯は建て替えも視野に入る。
※リフォームと建て替えも比較検討を。 - リフォームは補助金、建て替えは減税などそれぞれメリット・デメリットがあり家の状態によって最適解は変わる。
※プロへの相談や複数社の相見積もりで比較検討するのが家づくり成功のコツ。
多くの情報を前に、期待と不安で胸がいっぱいかもしれません。
一貫してお伝えしてきたのは、新築そっくりさんにするにせよ、他のリフォーム会社にするにせよ、「家づくり成功の鍵は『信頼できるプロ』と出会えるかどうか」ということ。


30坪の費用相場が1,500万円でも、2,500万円でも、その金額があなたの家族の未来にとって最高の投資になるかどうかは、担当者の腕にかかっています。
複数の業者と会い、ご自身で比較検討することは、運を実力で引き寄せるための最強の戦略です。
地道で労力もかかりますが、大切な家のこと、リフォーム会社紹介サイトをうまく活用して効率的に進めてくださいね。
この記事が、家づくりの一助となれたら嬉しいです。
あなたの家づくりが、ご家族にとって最高の思い出になりますように。心から応援しています。
ご予算別の記事も併せて参考にどうぞ。わかりやすくまとめています。
>>【500万円】費用・限界と「比較の鉄則」
>>【1,000万円】経験者が語る失敗しない方法
>>【1,500万円】事例比較・リアルな全解説
>>【2,000万円】費用や注意点・家づくり成功の秘訣
>>【3,000万円】建て替え・住み替え比較でわかる賢い選択
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