新築そっくりさんのデメリット「できない」ことや「欠陥」の噂も経験者が解説

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新築そっくりさんって有名だけど実際どうなの?
実はできないようなことや、デメリットを全部教えてほしい

そんな疑問にお答えします。

新築そっくりさんが気になって調べてみたら、「費用が高かった」「できない」と言われた「欠陥がある」といったネガティブな評判が目について不安になっていませんか?

そんなあなたのために、新築そっくりさんの「デメリット」や気になる「欠陥」について徹底的に解説します。

3分後にはスッキリ情報が整理されているはず。ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

なぜ「新築そっくりさん」は選ばれるのか?3つの魅力

先に、「新築そっくりさん」が多くの人々に選ばれている理由を整理しておきます。気になる方だけ読んでください。

>>「新築そっくりさん」の7つのデメリットと「できないこと」にジャンプする

支持ポイントは、主に次の3つです。

魅力①:住友不動産という絶対的なブランド力

最大の魅力がこれ。日本を代表する総合デベロッパー「住友不動産」が提供する安心感ですね。

会社の倒産リスクが極めて低く、長期的な保証への期待感が、多くのリフォーム検討者にとって信頼の証となっています。

魅力②:「完全定価制」という画期的なシステム

リフォームで最も多い金銭トラブルが、工事開始後の追加費用の発生です。壊してみないとわからない、というのは怖いですよね。

「完全定価制」は「契約時の金額が最終金額になる」という分かりやすさがとても魅力的。多くの方の支持を集めています。

魅力③:耐震補強が標準仕様。地震への備えが嬉しい

地震大国・日本において、地震への備えは欠かせませんよね。

「新築そっくりさん」では、専門家による耐震診断と、それに基づく耐震補強工事が標準仕様。

家の安全性を根本から見直せる点は、特に古いお住まいの方にとって、非常に心強いポイントであり強力なフックになっています。

「新築そっくりさん」の7つのデメリットと「できないこと」

非常に魅力的な一方で、「新築そっくりさん」にはデメリットやサービスの限界「できないこと」もあります。

費用、品質、契約内容など、7つの側面に分けて、口コミや公的な情報も交えながら解説していきます。

デメリット①費用
「完全定価制」の3つの落とし穴

「定価制」が適用されるのは「標準工事」の範囲内のみ
オプションや予期せぬ事態で、費用は想定外に膨れ上がるリスクがあります。

1.見積もりに含まれない「オプション工事」

結果的に、当初の想定価格を大幅に超えるケースが後を絶たない理由はこちら。

「完全定価制」は、あくまで標準仕様の範囲内でのお話。

キッチンや内装のグレードアップなど、希望を実現するための多くは「オプション」となり、その費用は雪だるま式加算です。

2.解体後に発覚する「追加工事」のリスクと費用増

「定価制」であっても、壁や床を剥がした後に深刻な腐食やシロアリ被害など、契約時の想定を超える問題が見つかった場合、「契約範囲外」として追加工事と費用が発生することがあります。

リフォームは解体しないと実際のところは分からないので、これはある程度仕方ないのですが…。

残念ながら「定価制」という言葉は万能ではありません。

3.構造的に価格が高くなる「諸経費」

テレビCMなどの莫大な広告宣伝費、営業担当者の人件費、そして下請け業者へ発注する際の管理マージン。

これらが全て価格に上乗せされるため、同じ工事内容でも優良工務店より費用が高くなるのは避けられない構造です。

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デメリット②品質
「欠陥」「手抜き工事」?品質が“ガチャ”になる問題

実際の施工は下請け業者が行うため、会社によって品質にばらつきが生じる「業者ガチャ」のリスクがあります。

そのため、腕の良い誠実な業者に当たれば満足度の高い仕上がりになりますが、そうでなければ「欠陥」や「手抜き工事」トラブルに発展するリスクがあります。

実際の口コミに見る「欠陥」の具体例

残念ながら、こういった悲痛な声は一定数存在します。

【報道された事実】補助金不正受給に見る、一部の管理体制

2024年1月には、国の補助金事業において、住友不動産の奈良営業所が提出書類を改ざんし、不正に申請を行っていたことが報道されました。

公式HPでも会社方針を発表しており、一部の問題ではありますが、組織の管理体制に課題があったことを示す客観的な事実です。

デメリット③担当者
「連絡が取れない」「知識不足」…担当者も“ガチャ”という現実

営業から工事管理までを一人で担う「一貫担当制」ですが、担当者のスキルや相性によって、リフォーム成功可否が大きく変わります。

窓口が一つでスムーズな反面、担当者の知識が不足していたり、対応が悪かったりすると、全てが裏目に出るリスクが。

口コミに見る営業品質のばらつき

全国に多数の営業担当がいるため、経験豊富で優秀な担当者もいれば、そうでない担当者もいるのが実情です。

デメリット④できないことが多い
パッケージの限界

「新築そっくりさん」は定価制によりパッケージ化されているため、完全自由設計に比べると、できないことは多くなります。

例えば、建物の外観を大きく変えたり階数を増やすこと、天井高の変更、水まわりの大幅な位置変更や、構造・断熱・遮音性能の向上は、構造や法的制限によって難しいことも。

また、「基本プラン」がベースのため、こだわりを反映するデザインや自由設計はできません。

細かな要望が通りにくかったり、対応できても高額なオプション費用がかかったりする場合もあります 。

【対策】できないことを正直に説明してくれる担当者かで見極める

通常の営業であれば、契約前に「できる・できない」を明確に説明してくれるもの。

サービスの限界や制約についても説明してくれるかどうか、見極めてくださいね。

また、職人さんとのコミュニケーションや臨機応変な対応を期待する場合は、地元の優良業者のほうが良いかもしれません。

デメリット⑤:部分リフォーム
「キッチンだけ」は割高で不向き

基本的に家全体まるごとサービスのため、部分リフォームだとさらに費用が割高になる傾向があります。

「新築そっくりさん」は小規模工事でも諸経費が乗ってくるため、さらに費用がかさみ割高になってしまいます。

ちなみに部分リフォームだとこちらがよく読まれています。
>>【体験談】新築そっくりさん500万円でどこまで?費用・限界と後悔しない「比較の鉄則」

デメリット⑥:契約と法律
「言った言わない」を防ぐための法的知識

過去には、その名称や契約を巡って問題点が指摘されたこともあります。高額な契約だからこそ、法律的な側面も無視できません。

【学術的指摘】名称の景品表示法上の問題点

丸山正博教授(西南学院大学)の論文をご紹介します。

欠陥リフォーム住宅裁判にみる商品名表示の優良誤認性

「新築そっくりさん」という名称が、実際はリフォームであるにもかかわらず、消費者に新築と同等の品質であるかのような誤解を与える「優良誤認表示」(景品表示法違反)にあたる可能性があると指摘しています。

【実例】欠陥による「被害者の会」と訴訟リスク

実際に住友不動産で欠陥住宅になってしまった人々によって結成された「住友不動産被害者の会」という団体も。

前述の丸山正博教授も欠陥住宅被害者のお1人で、訴訟に発展しています。

華々しいイメージの裏では、トラブルが訴訟に発展するケースも一定数あるのが事実です。

デメリット⑦:アフターサービス
「売ったらおしまい」という不安

大手ならではの手厚い保証制度はありますが、実際の対応は担当営業所や担当者によってばらつきがある、という声もあがっています。

ここも地域や人によるところが大きいところですね。

契約前にアフターサービスの具体的な内容や連絡体制をしっかり確認してください。

リスクが大きい…。満足と後悔の差が激しすぎない…?

これだけ言われると不安になりますよね、でも大丈夫です!
まずは、自分が希望するリフォームだといくらかかるのかを調べて、新築そっくりさん含め数社を比較し、一番信頼できる業者を選びましょう。

そして相場感を知るためには、業者同士の相見積もりをとるのが必須になってきます。

そんな時に便利なのが一括見積もりサイト。大手で加入審査の厳しいsuumoリフォームならお断り代行もあり、追客営業の心配なし。

初めてでも3分で簡単に依頼ができるとあって多くの方に選ばれています。

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※無理な営業は一切ありません。相談だけでもOK。

失敗しないための対策5つ

様々なデメリットを見てきましたが、今度は大切な家と資産を守るための具体的な対策をご紹介しますね。

対策①:担当者に確認する「質問リスト」

担当営業に次の質問を投げかけてみてください。

基本的な内容ですが、担当者の知識レベルや誠実さの見極めに役立つと思います。

魔法の質問リスト
  • この見積もりの『標準仕様』には、具体的に何が含まれていて、何が含まれていませんか?
  • 解体後に構造上の問題が見つかった場合、追加費用はどのくらい見ておけば良いですか?過去の事例を教えてください。
  • 実際に工事を担当する下請け業者は、どのような基準で選ばれているのですか?その業者の施工実績を見せていただけますか?
  • アフターサービスの定期点検は、何年後まで、どのような内容で行っていただけますか?

曖昧な答えではなく、具体的かつ誠実に答えられる担当者でなければ要注意!

私が一戸建てへ住み替えたときの営業は、質問するたびに答えが変わる、そもそも答えられない、そして回答は持ちかえってもすべて間違えている、と三拍子そろっていました。
図面も間違えてて外壁の色が違う状態で完成するなど「この人何のためにいるんだろう」状態でした。

信用できないと思ったらそのまま話を進めずに営業変更してもらうか、他の業者も検討してくださいね。

対策②:契約書を徹底チェック

当たり前ですが契約書や見積書は、隅々まで目を通しましょう。

消費者庁も、「トラブルに遭わないために注意するポイント」で、契約前の複数見積もりと内容の精査を強く推奨しています。

「一式」という表記があれば内訳を必ず確認し、使用する建材や設備のメーカー・品番まで必ず書面に記載させてくださいね。

大切なやり取りはすべてメールやLINEで残してください!
(営業変更していただいた際に根拠として使いました)

対策③第三者の目を活用する
住宅診断(ホームインスペクション)

契約前にリフォーム会社とは利害関係のない建築士などに住宅診断(ホームインスペクション)を依頼することも有効です。

インスペクションはいわば家の健康診断。

高額投資を守るための基準になりますが、数十万円かかるので、興味のある方はリフォーム会社紹介サービスのアドバイザーに相談してみてください。

費用をかけずに第三者の意見を聞く方法も!

とはいえ、やはり契約前の出費は抑えたいですよね。その場合は、費用をかけずに専門家の知見を借りる方法もあります。

出典:住まいるダイヤル
  • 公的な無料相談窓口の活用
    住まいるダイヤル」では、一級建築士などの資格を持つ相談員が、契約前の見積書の内容を無料でチェックしてくれます。
    物理的な診断はできませんが、書類上の問題点や疑問点を専門家の視点から指摘してもらえるだけでも、非常に心強いですよね。  

最終的な目的は、高額なリフォームで後悔しないこと。

有料のインスペクションも確実な方法の一つですが、まずは無料の公的サービスを最大限に活用し、専門家の意見を取り入れながら、慎重に判断を進めていくのもおすすめです。

\必要に応じて公的機関も活用!/

対策④消費者の権利を知る
困った時の「クーリング・オフ」とその使い方

万が一、強引な営業で契約してしまった場合は「クーリング・オフ制度」です。

クーリング・オフの具体的な手順(書面の書き方・送り方)

出典:消費者庁

契約書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できます。

手続きは必ずハガキなどの書面で行い、特定記録郵便など記録が残る方法で送付してください。書き方が分からなければ、最寄りの消費生活センターに相談してくださいね。

\最寄りの消費生活センターを探す/

対策⑤:公的な相談窓口をブックマークする

トラブルや不安は、一人で抱え込む必要はありません。

国が設けている無料の相談窓口を知っておくだけでも、大きな安心材料になります。念のため、ブックマークしておいてくださいね。

住まいるダイヤル」は、国土交通大臣指定の公的な相談窓口です。一級建築士などの専門家が、見積書チェックなどの相談に無料で乗ってくれますよ。

\ブックマークしておいて!/

困ったときの相談先

【結論】最大のリスク回避策は「比較」すること。1社依存は危険

「新築そっくりさんの」デメリットやできないこと、欠陥工事といった不確定なリスク。

これら全ての危険を最も効果的に、そして簡単にかわす方法は一つだけです。

それは、「複数の会社から相見積もりを取り、比較検討する」こと。

悪質な業者を自然とふるいにかけるフィルターの役割も果たしてくれます。

信頼できる業者を効率的に見つけられるのがリフォーム会社紹介サイトです。リクルート運営で信頼できるsuumoリフォームが人気&実績があり、私も使って満足しているのでおすすめです。

加入審査が厳しく優良会社のみの登録であること、お断り代行があるので気まずさを感じる必要がないこと、無料で完成保証もついてくるのが理由です。

\すでに47万組が利用した安心サービス/

※3分で完了!スキマ時間に効率よく情報収集

資金計画やローンについてもずっと無料で相談に乗ってもらえるし、紹介された業者へ依頼しなくてもOK。まずは情報収集として気軽に各社から提案を受けてみてくださいね。

よくある質問(FAQ)

結局、「新築そっくりさん」はおすすめできますか?

「比較検討する中の一社」としておすすめです!

最初から「新築そっくりさん」一択だとリスクが心配ですが、「比較対象」として話を聞く価値は十分にあります。

大手の安心感や定価制の仕組みは、他社と比較する上での良い基準になりますよ。

担当者が合わない場合、変更できますか?

変更の申し出は可能です。

もし会社方針が合わないと感じたら、契約を進めず他の会社に切り替えてくださいね。

「お断り代行」してくれるリフォーム会社一括見積もりサイト経由なら、しつこい営業の心配もなく安心ですよ。

値引き交渉は可能ですか?

基本的には難しいです。営業によるところもあります。

定価制なので値引きはできませんが、オプションの調整や、リフォーム業界の閑散期(6月~7月頃)を狙うことで、多少の価格調整が可能な場合もあります。

建て替えと「新築そっくりさん」、どちらが良いですか?

家の状態と、何を重視するかによります!

迷ったらまずは完成保証つきの無料相談&両方の見積もりをとって比較するのが確実です。

>>【無料】あなたのやりたい事を叶えてくれる会社を探す

まとめ:デメリットを知ることであなたの家と資産を守れます!

今回は「新築そっくりさん」の影の部分を重点的に見てきました。

最後に、お伝えしてきたことをまとめておきますね。

人生で何度も経験することのない、大きなリフォーム。

まずは無料の一括見積もりサイトを利用して、大切なご自宅の「適正価格」と「最適プラン」を調べてみてはいかがでしょうか。

そのうえで、新築そっくりさんが一番信頼できると思ったら、新築そっくりさんが最適解です!

ご予算別の記事も併せて参考にどうぞ。わかりやすくまとめています。
>>【500万円】費用・限界と「比較の鉄則」
>>【1,000万円】経験者が語る失敗しない方法
>>【1,500万円】事例比較・リアルな全解説
>>【2,000万円】費用や注意点・家づくり成功の秘訣
>>【3,000万円】建て替え・住み替え比較でわかる賢い選択

おすすめの業者紹介サイト

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※3分で完了!スキマ時間に効率よく情報収集

個人的には、まずはアドバイザーにリフォームのことを相談したい。適正価格で良質な業者を探している方には「suumoリフォーム」、地方にお住まいの方は「リショップナビ」という感じがおすすめです。

万が一、トラブルが発生した場合や契約内容に不安がある場合は、抱え込まず国民生活センターや国土交通大臣指定の住宅相談窓口である「住まいるダイヤル」などに相談することも検討しましょう。  

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