

わが家も古くなったけど、再建築不可だからリフォームも難しいのかな…。
新築そっくりさんなら、何とかしてくれるんだろうか?



大切なご自宅だからこそ「なんとかして快適に住み続けたい」と願うお気持ち、よくわかります。
再建築不可物件だと、法改正のニュースも相まって、もう何もできないのではと不安になりますよね。
再建築不可物件にお住まいで大規模リフォーム希望の場合、テレビCMでもお馴染みの「新築そっくりさん」に期待されるのは、当然のことです。建て替えができない再建築不可物件において、リフォームは「唯一の選択肢」ですよね。
そこでまず結論から。本記事でお伝えたい大切なポイントは3つです。
- 新築そっくりさんも内容次第では対応可能ですが、費用は新築同等か、それ以上になる可能性があります。
- 「定価制」は魅力ですが、再建築不可のような特殊な事情がある家では、契約外の連続でトラブルに発展しやすいという報告もあります。
- 新築そっくりさんでは難しい工事も、再建築不可物件の経験が豊富な他のリフォーム会社なら実現できることもあるため、必ず2~3社から見積もりをとって比較・検討することが最も重要です。
再建築不可物件のリフォームを検討していて「信頼できるところに頼みたい」「できれば費用は安く抑えたい」と考えるなら、新築そっくりさんで対応できたとしても、他にも2~3社から見積もりをとり、比較してからリフォーム会社を決めるのがおすすめです。


リフォーム会社ごとに得意な工事があるので、再建築不可や大規模リフォームが得意で、あなたが今回やりたい工事を最も得意としている会社に依頼できますよ。
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利用者数54万人、加盟業者数670社
▶︎suumoリフォームと同様に、リフォーム会社の審査基準が厳しいので、紹介される業者の質は高い。ただ、加盟している業者の数が少ないため、人口の少ない地方だと1社とかしか紹介してもらえない場合も。人口の多い地域に住んでいるなら。 - ホームプロ
利用者数100万人、加盟業者数1,200〜1,300社
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利用者数は非公開、加盟店数800〜900社、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を3〜4社紹介してくれる株式会社リクルートが運営する人気サービス。業者がsuumoリフォームに加盟するための審査基準が厳しく、紹介される業者の質が高い。私が紹介された3社はいずれも見積もり金額が適正で、提案レベルも高かったので、相見積もりで比較してから業者を決めたいならここがおすすめ。



新築そっくりさんに限らず、営業品質のばらつきや施工トラブルはリフォームで最も多くの方が不安に感じる点です。
こういったサービスを利用し2~3社から相見積もりをとり、内容や金額を比較するのがとても大切。
個人的には、人口の多い都心にお住まいの方は「タウンライフリフォーム」、絶対に匿名で見積もりをとりたいなら「ホームプロ」、適正価格で良質な業者を探している方には「suumoリフォーム」がおすすめです。
審査が厳しく優良業者のみが加盟できる一括見積もりサービスで各社から提案を受け、比較しながら理想のリフォームを追求していきましょう。
さらに、この記事を読み終える5分後には、法改正後の状況と「新築そっくりさん」の対応に関する情報もクリアになるはずです。
再建築不可物件のリフォームはどこまで可能?建築確認が不要な工事一覧


まずは基本となる、一般的なリフォームの方法から。
結論から言うと、「建築確認申請」が不要な工事であれば、リフォームは可能です。これは「大規模な修繕」に該当しない工事を指します。



住まいをより安全で快適な場所にするためのリフォームが可能です。
具体的には以下のようなリフォームが、当てはまります。
内装や間取り
- 壁紙やフローリング、畳などの張り替え
- キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの水まわり設備のまるごと交換
- 間仕切り壁の小規模な変更
- 室内ドアや窓サッシの交換
外装
- 外壁の塗り替え
- 屋根の塗り替え、または新しい屋根材を施工するカバー工法
- あまどいの交換や修理
- ベランダの防水工事や手すりの交換
断熱や省エネ
- 床下や天井裏への断熱材の追加・吹き込み
- バリアフリー化のための手すりの設置や段差解消
- 給湯器の交換
その他
- 給排水管の劣化部分の補修・交換
- 建具の調整や部分的な部品交換
これらの工事だけでも、住まいの快適性や安全性は大きく向上します。
例えば、毎日使うキッチンやお風呂、トイレといった水まわりの設備が最新になると、快適さは格段に向上します。



実家を少しずつリフォームしたことがあります。
コンロの火が強くて料理がはかどったり、お風呂が早く沸いたり。
浴室暖房をつけてお風呂のドアを開けて、洗面所まで暖めたり。
トイレに手すりをつけたことで足腰が弱ってきた父も安心だったり。
生活がぐっと快適になりました。
また、汚れが気になる壁紙を張り替えたり、床材を新しくしたりするだけでも、お部屋の雰囲気はガラリと変わります。


さらに、外壁や屋根の塗装は、見た目を美しくするだけでなく、建物の耐久性を高める効果も期待できます。


耐震性が心配な場合は、主要構造部の過半に及ばない範囲での部分的な補強工事であれば、建築確認申請不要でリフォームできるケースが多いです。
これらの小規模な修繕や改修は、大規模リフォームに比べて費用も抑えられますし、工期も短く済むことが多いので、現実的な選択肢として検討する価値は十分にあります。
比較・検討するのは大変ですが、優良一括見積もりサイトを利用すればお断り代行もあり、後々の気まずさもゼロ。無料で完成保証もついてくるので活用してみてくださいね。



新築そっくりさんは大手ならではの安心感がありますが、費用や対応は会社によって差が出ます。後悔しないためにも一括査定サイトなどを利用し、最低でも2〜3社は見積もりを比較しましょう。
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新築そっくりさんは実績がある反面、法改正後の再建築不可物件には対応しないという情報もあるため、新築そっくりさん以外にも、ホームプロやsuumoリフォームなどで2〜3社ほど紹介を受けて比較しておくと安心です。
【注意点】2025年法改正で「建築確認申請が不要な範囲」は狭くなった


2025年4月の建築基準法改正。この変更がどのような影響を与えているのか。
答えは、「建築確認申請が不要な範囲のリフォームは可能。しかし、その範囲は狭くなった」です。
ポイントをおさえて、順番に解説していきます。
法改正の核心!リフォームに影響大の「4号特例」縮小


「4号特例」というのは、これまで比較的小規模な木造住宅(4号建築物)のリフォームや新築の際に、建築確認申請の手続きが一部簡略化された優遇ルールのことを指します。
しかし、この特例の対象範囲が、今回の改正で狭められました。
つまり、今までなら建築確認申請なしでできたリフォームも、必要になるケースが増えた、というのが最大の変更点です。
建築確認申請が必要になるリフォーム
- 防火、準防火地域外における10㎡以上の増改築や移転
- 主要構造部の半分以上の修繕・模様替え
そして再建築不可物件は、接道義務を果たしていないなど、現行の建築基準法に適合していないため、建築確認申請をしても許可を得られません。



背景には、国が進める「住宅の省エネ性能の向上」や「既存の建物を長く安全に使うための質の確保」といった大きな方針があります。
より安全で質の高い住環境を目指すために、建築時のチェック体制を強化する必要が出てきた、というわけですね。[国土交通省:建築確認検査の対象となる建築物の規模等の見直しについて」]
あなたの再建築不可物件はどのタイプ?簡単セルフチェック
\タップで拡大/


※建物の正確な構造、高さ、お住まいの地域(防火地域など)によって異なります。
なぜ新築そっくりさんは再建築不可物件のリフォームができないのか?


「新築そっくりさん」の基本は、家の骨格だけを残す「スケルトンリフォーム」です。これは法的に「大規模の修繕」にあたり、「建築確認申請」が必須です。
そのため、再建築不可だと原則として「新築そっくりさん」のような大規模リフォームサービスを利用するのは難しいと考えるのが現実的です。実際に、同様の物件で問い合わせたものの、断られたというケースも耳にします。
※公式見解はありませんが、物件の状況は千差万別のため、一律の方針を打ち出すのは困難という背景もあるかもしれません。
ただ、部分リフォームなら可能ですし、物件の状態や担当営業の手腕によっては対応できるケースもゼロではありません。
新築そっくりさんの費用と「定価制」の注意点
もし新築そっくりさんに依頼するなら、費用について知っておいてほしい注意点もあります。
費用は新築同等かそれ以上になる可能性
「新築そっくりさん」は「建て替え費用の50~70%」を謳っていますが、実際には一般的なリフォーム会社より2~4割は高い傾向があります。



大量発注で材料費を抑えるという大手ならではのコストメリットはあるものの、それ以上に下請け・孫請けへの中間マージンや、莫大な広告費も見積もりに乗ってくるため、トータルでは割高になるケースが多いんです。
特に、オーダーメイドのプランニングで要望を詰め込んだり、オプション工事が追加されたりすると、最終的に新築の建て替え費用と同等の金額になるケースも報告されています。
ホームページやパンフレットに1400万や1500万でフルリフォーム可能と書いてあるから、1度来ていただいたのですが、もの凄く態度の悪い営業さんでガッカリしました。
さらにフルリフォームだと新築建てるのと変わらない金額を提示して来て、御社のホームページにある金額とかなり違いませんか?と聞くと、そんなホームページは知らないと言われました。
引用:マンションコミュニティより
あと、新築そっくりさんは新築建てた方が安いwwwww
— 散(ちり)&コーギーせと🐶 (@kaiba_chiri) October 27, 2025
@megumin109 新築そっくりさんで新築そっくりにしようと思ったら1000万近く取られると思うで。
— ユビュ王 (@roi_Ubu) May 11, 2015
600万程度で水周りもさわるんやったら外回りは殆ど塗り替えで、せいぜい玄関ドアを変えるくらいやろ。
「定価制」とトラブルの可能性
たしかに、契約後に追加費用が発生しない「完全定価制」は大きな魅力です。


しかし口コミでは、契約後に「オプション」や「契約外の事態」として追加料金を請求されたり、営業担当者との「口約束」が守られなかったりといったトラブルも報告されています。
予期せぬ不具合や対応が発生しやすい再建築不可物件では、こうした契約外の工事や費用をめぐるトラブルに発展するリスクが通常より高いと考えられるため、注意が必要です。
蓋を開けてみれば、提案の中に入ってたものはオプションで、結局追加料金。
素人だと思って、だまして良く見せて、契約後にオプションだと言ってきて、手口がひどいです。
引用:マンションコミュニティより
おたくのモルタルは普通じゃない。追加工事にかかる費用を請求するって言われた😭
— いちか@新築そっくりさんリフォーム終了 (@teikadewanai) November 24, 2023
それまさに不測の事態じゃないの?
不測の事態にも追加費用かからないが新築そっくりさんだよね!! pic.twitter.com/sSzcKNERHp
住友不動産の「新築そっくりさん」リフォームで裁判になっています。同じような経験をなさっている方、ご連絡を取り合われると良いと思います! https://t.co/XnuGm2ZiOu
— 大木潤子 (@bonheur333) November 21, 2024



新築そっくりさんは完全定価制をうたっていますが、追加費用が発生する場合もあるので、実は万能ではありません。
また、追加費用がかからなかったとしても、下請けハズレだと「手抜き工事」の心配もあるので、はじめから一社に決めずに他社比較して見極めるのが大切です。
新築そっくりさんは、下記の業者紹介サイトの加盟店です。アドバイザーに新築そっくりさんを検討したいと伝えれば、一緒に他にも数社紹介してくれるので他社比較も一発。
自エリアの新築そっくりさんの評判なども確認でき、不安を減らしながら効率的に情報収集ができますよ。
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もし、紹介されたいずれかの会社と契約すれば無料で完成保証もついてきます(個人的には必須)。
契約しなかった他の会社のお断りも代行してくれるし、すべてお断りすることになったとしてもやってくれるので安心です。
【専門家と進む道】建築確認申請を「通して」大規模リフォームを叶える特例措置
そしてもう一つ「通常は通らない建築確認申請を、認定を得ることで可能にする」という方法もあります。


既存不適格が前提ですけど、
— 地盤面は既に平均 (@GroundLevelAVG) June 25, 2025
実は令137条の12が改正されていて、
大規模修繕/模様替の確認申請は、既存不適格の緩和で、建物用途を変えなくて、かつ特定行政庁の認定が取れるという条件を満たせば接道が無くても確認済証が交付される事になったんです。…
巷では断片的な情報が様々飛び交っていますが、わかりやすく解説していきますね。
再建築不可でも確認申請がとおる建築基準法の新規定「137条の12第6項」
この新規定の肝は、市区町村や都道府県といった特定行政庁に、いわば「特別な許可証」を発行する権限が与えられた点にあります。
というのも、この「認定」というお墨付きを得られれば、再建築不可物件でも建築確認申請へと進めるからです。



どういうこと?
これは「適切に手入れすれば、まだまだ使える家を眠らせておくのはもったいない」という方針で、再建築不可でも条件をクリアすれば建築確認申請へ進める=大規模リフォームができる、というものです。



個人では変えようのない理由だけで価値ある建物が放置され、空き家や危険な建物になってしまうのは悲しいし、国としてももったいないですもんね。
3つのハードルをクリアする必要がある


利用するためには、まず3つの壁をクリアする必要があります。
- 工事の範囲は「大規模リフォーム」限定
この制度が使えるのは、あくまで「大規模の修繕」または「大規模の模様替」だけ。
「増築」や「改築」は対象外です。
ちなみに「大規模」とは、建物の骨格となる柱や壁、屋根といった主要構造部の半分以上を工事するような、本格的なリノベーションを指します。 - 建物の「用途変更」には制限あり
原則として、工事によって建物の用途は変えられません。
ただし、例えばオフィスだった建物を自宅にするような、利用者の数が増えないと見込まれる変更は例外的に認められることがあります。 - 「申請」が必須
この制度は、物件の所有者自身が、役所に申請手続きを行う必要があります。
大きく分けて2種類の費用が発生します


この一連の作業は、無料ではありません。
- 行政手数料(役所に支払う費用)
- 特定行政庁に「認定」を申請するための審査料です。
- 費用の目安:約2万7千円~3万円
- 専門家報酬(建築士に支払う費用)
- 認定を得るための専門的な書類の作成や、行政との協議を建築士に依頼するための費用です。
こちらが費用の大部分を占めます。 - 費用の目安:約15万円~50万円
- 認定を得るための専門的な書類の作成や、行政との協議を建築士に依頼するための費用です。
合計すると、認定を取得するまでの段階でおよそ18万円~53万円程度の費用を見込んでおく必要があります。
最後の関門は、役所の「総合的な判断」
認定が下りるかどうかの最終判断は、特定行政庁の「裁量」に委ねられています。


その判断基準は「交通上、安全上、防火上、および衛生上支障がない」と認められるかどうか。数値基準ではなく、ケースバイケースです。
リフォーム計画とその後の建物が、周辺環境や利用者にとって本当に安全かどうかを、総合的に判断されます。



この裁量的な判断基準、どうやったらクリアできるの?
頼むにしても金額の幅が大きいし。
そのためには、説得力のある計画書や説明資料を作成できる、経験豊富な建築士の存在が不可欠です。
自治体のクセを知る、地域に根差した専門家の知見が、これまで以上に価値を持ちます。



もし新築そっくりさんで断られたとしても大丈夫。法規制が絡む複雑なリフォームを得意とする会社はあります。
ぜひ、法律に強く、金額面でも信頼できる専門家を味方につけてください。
まずはsuumoリフォームなど、アドバイザーの無料相談を利用して、「再建築不可のリフォームで何がどこまでできるのか」を確認するのもおすすめです。


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リフォームだけでなく「売却」という選択肢も


「再建築不可物件だし、売れるはずがない」と思っていませんか?実はそうでもないんです。ご自身では活用が難しくても、本当はご自宅は「宝の原石」かもしれません。
専門の買取業者は、隣地と合わせて開発したり、独自のノウハウで再生することで、あなたが知らない価値を見出すプロです。リフォームにかかる数百万円の費用を、新しい土地や家の頭金に変えることも夢ではありません。


そういった、再建築不可物件を専門に買い取ってくれる不動産業者も年々増えてきています。それだけ困っている方が多いこと、土地活用の有効性が高まっているということですよね。


おすすめは幅広い分野で事業を行っていて、実績豊富・相談しやすく・顧客満足度の高い会社。売却をご検討されていなかったとしても、情報収集かねて査定額の提案を受けてみるのがおすすめです。
ご自宅の本当の価値を知ることも、判断の一助になります。
- 家財や不用品の片付け・処分は一切不要
- 最短3日で現金化が可能
- 仲介手数料も0円
- 売主の契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除される
- 他の不動産会社が断るような物件でも買い取ってくれる
実はその隣の土地を地続きでうちの父が購入予定。
— つかひろ@愛媛⇄東京 愛媛No.1ゲストハウス/東京で広告制作 (@tkahiro791218) June 15, 2025
なので、建築基準法の第53条に抵触しないように、最低限度の70平米になるように7平米ほど分筆してもらえば、70平米以上となり、晴れて再建築可能となる感じ。
ただ、机上の空論とならないようちゃんと建築指導課に確認しに行きます!笑
大切なのは、「もし売却したらいくらになるのか」という客観的な事実を知り、リフォーム費用と比較すること。その情報も、あなたの判断を力強く後押ししてくれます。
\査定額に納得できなければ売る必要なし/
【片付けは一切不要・荷物そのままでOK】
【補足資料】さらに詳しく知りたい方へ
「再建築不可」の法律知識
そもそも「再建築不可物件」について知っておきたい方向けへ解説していきます。
なぜ「再建築不可」になるの?最も多い原因は「接道義務」違反
「再建築不可物件」とは、「今建っている建物を取り壊して更地にしたとしても、現在の法律のルールでは、もう一度その場所に新しい家を建てられない土地(またはその上に建つ家)」のことを指します。
最も一般的な原因は、建築基準法で定められた「接道義務」を守れていないケースです。
「接道義務」ってどんなルール?私たちの安全を守る大切な決まりごと
接道義務とは、建物を建てる敷地は「幅4メートル以上の道路に、2メートル以上接していなければならない」という建築基準法(第43条第1項)で定められたルールです。



これは、家を建てる際の法律上のルールと、安全な街づくりに関わる大切なポイントなんです。
主な目的は、大きく分けて2つあります。
①:万が一の災害時(火事や地震など)の安全確保
- 住民がスムーズに避難できる経路を確保すること。
- 消防車や救救急車といった緊急車両が、建物の近くまで容易にアクセスし、消火活動や救助活動を迅速に行えるようにすること。
②:日々の快適で衛生的な生活環境の確保
- 建物に十分な日当たりや風通しを確保し、衛生的な環境を保つこと。
接道義務違反だと、なぜ新しい家が建てられないの?(建築確認申請の仕組み)



この「接道義務」を満たしていないと、なぜ新しい家を建てることが許されないの?



それは、新しく家を建てる際には、その建築計画が現在の建築基準法や関連する条例にきちんと適合しているかどうかを、工事を始める前に役所や指定確認検査機関に審査してもらい、「建築確認」という許可を得る必要があるからです。(建築基準法第6条)
もし、あなたの土地が現在の「接道義務」の基準を満たしていなければ、その土地は「現行の法律の基準では、新たに家を建てるには不適格な土地」と判断されてしまいます。
そのため、建築確認の申請をしても許可が下りず、結果として新しい家を合法的に建てられないのです。
これが、「再建築不可」と言われる状態が生まれる仕組みです。
再建築不可物件が抱える主なリスク
さらに、再建築不可の物件を持ち続けるにあたって、いくつか知っておきたいリスクがあります。
災害時(地震・火事など)に直面する深刻なリスク
もし地震や火事で家が全壊してしまったら、新たに家を建てられないため、最悪の場合、住む場所を失ってしまう可能性があります。
資産価値が低くなりがち…売却やローン利用の難しさ
- 資産価値の低下
- 売却の難しさ
- 住宅ローンやリフォームローンの制約
そもそも「建築確認(確認申請)」とは?費用はいくらかかる?
これまでに何度も登場している「建築確認申請」という言葉ですが、これが再建築不可物件のリフォームを考える上で、最も重要なキーワードになります。
どんな時に建築確認申請が必要になるの?
「建築確認申請」とは、建物を新築する場合だけでなく、一定規模以上の増築、改築、移転、または大規模な修繕・模様替え(リフォーム)を行おうとする際に、その計画が建築基準法や関連する都市計画法、消防法などの法令に適合しているかどうかを、工事を始める前に審査してもらうための法的な手続きのことです。



この申請が受理され「確認済証」が交付されて初めて、工事に着手できるんですね。
建築確認申請にかかる費用は?
建築確認申請にかかる費用は、大きく分けて2種類あります。
1. 申請手数料
自治体や民間の指定確認検査機関に支払う手数料です。建物の規模(延べ床面積)によって金額が定められています。
- 費用の目安:数万円〜十数万円程度
- 一般的な住宅の規模(100㎡〜200㎡)であれば、3万円〜10万円前後が目安です。


2. 専門家への報酬(設計・代行費用)
建築確認申請は、建築士の資格を持つ専門家(設計事務所やリフォーム会社など)に依頼するのが一般的です。その際に、書類作成や図面作成の代行費用が発生します。
- 費用の目安:15万円〜50万円程度
- リフォームの規模や内容、構造計算の要否などによって大きく変動します。
- どこまでの業務を依頼するかによっても費用が変わるため、事前に複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。
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まずはご自宅で情報収集から始める方、本当に増えています。
物価高の昨今、こういったリフォーム会社紹介サイトを活用して悪質業者をフィルターにかけながら、あなたが叶えたいリフォームを叶えましょう!
よくあるご質問(FAQ)
再建築不可物件でも「新築そっくりさん」で見積もりは取れますか?
個々の状況によるところなので、まずは相談してみましょう。
もしご希望のリフォームは難しいと判断されたら、他の業者を検討してみてください。ご縁のある会社は必ずあります。
「新築そっくりさん」はどんなリフォームサービス?
「まるごと再生」がコンセプト!サービス概要とこれまでの実績
新築そっくりさんは、住友不動産株式会社が提供している戸建て住宅やマンションの「一棟まるごと再生」をコンセプトにした大規模リフォームサービスです。
その名の通り、まるで新築のように住まい全体を生まれ変わらせることを目指しています。
既存の家の基礎や柱といった構造躯体は活かしつつ、家全体に関わる包括的なリフォームを提案してくれるのが大きな特徴。
1996年にサービスを開始して以来、その受注棟数は全国で17万棟を超えるという豊富な実績がある人気のサービスです。[出典:新築そっくりさん公式サイト]
新築そっくりさんの費用は、他のリフォーム会社より高いですか?
新築そっくりさんは、大規模リフォームを基本・得意としているため、工事の総額としてはもともと高額です。
そこへ、下請け業者への中間マージンや莫大な広告費、人件費も見積もりに乗ってくるため、一般的なリフォーム会社と比べると20~40%は割高傾向といわれています。
これには大手ブランドの安心感、費用定価制(契約範囲内)、充実した保証内容なども含まれていることを考慮し、工事の範囲や内容、使用する素材や設備のグレード、アフターサービスなどを同じ条件にして、複数のリフォーム会社から見積もりを取り、比較検討することが何よりも大切です。
その上で、ご自身の価値観や予算に最も合う会社を選んでくださいね。
リフォームで再建築可能にすることはできますか?
通常のリフォーム工事で、再建築「不可」の状態を「可能」に変えることはできません。
再建築可能にするためには、例えば「接道義務を満たすために隣接する土地の一部を取得して一体の土地とする」など、根本的な土地の条件を変更するか、あるいは建築基準法第43条2項に基づく特定行政庁の特別な許可を得るなど、非常にハードルの高い法的な手続きが必要になります。
これらはリフォームとは別の次元の話と考えていただいた方が良いでしょう。
耐震補強も建築確認申請が必要になりますか?
建築確認申請が不要な範囲での耐震補強なら実現できます。
工事の内容と規模によって建築確認申請が必要か否かが変わってくるので、リフォーム会社へ見積もり依頼する際は、耐震補強を希望していることを伝えて提案を受けてください。
再建築不可物件のリフォームで使える補助金はありますか?
はい、活用すればリフォーム費用を抑えられます。
再建築不可物件のリフォームでは、特に耐震性や省エネ性能(断熱など)を高める工事で、国や自治体の補助金を利用できるケースが多いです。
ただ、補助金制度は種類が多く、それぞれに条件が細かく定められています。また、自治体によっては再建築不可物件が対象外の場合もあるため、事前の情報収集が必須です。
以下の記事で、網羅的に解説しているので、チェックしてみてください。
まとめ:再建築不可物件のリフォームは専門家と慎重な計画が成功の鍵
再建築不可物件のリフォーム、特に「新築そっくりさん」をご検討の方に向けて、2025年の建築基準法改正がもたらしている影響や、知っておくべき大切なポイントについて、詳しくお話ししてきました。



最後に、大切なポイントをもう一度まとめてお伝えしますね。
- 新築そっくりさんは、魅力的で信頼感のある大規模リフォームサービスです。
- 内容次第では対応可能ですが、費用は新築同等か、それ以上になる可能性も。
- 「定価制」は魅力ですが、再建築不可のような特殊な事情がある家では、契約外の連続でトラブルに発展しやすいという報告もあり注意が必要です。
- 再建築不可に強い会社に依頼すれば、最大限リフォームで叶えたいことを実現できます。
もし「この家に住み続けたい」と願うなら
再建築不可物件のリフォームには、2つの方法があります。
- 建築確認のいらない範囲でのリフォーム
- 料金はかかるけど「認定制度」を使った大規模リフォーム
どちらも国が認めた合法的な方法です。まずは専門家への相談から始めてみてくださいね。


「信頼できるリフォーム業者に依頼したい」「なるべくリフォーム費用を安く抑えたい」と考えているなら、新築そっくりさん以外にも2~3社へ見積もり依頼をして、比較してからリフォーム会社を決めるのがおすすめ。
もし新築そっくりさんでもしできなかったとしても、再建築不可に強いベストパートナーは必ずいます。
- タウンライフリフォーム
利用者数54万人、加盟業者数670社
▶︎suumoリフォームと同様に、リフォーム会社の審査基準が厳しいので、紹介される業者の質は高い。ただ、加盟している業者の数が少ないため、人口の少ない地方だと1社とかしか紹介してもらえない場合も。人口の多い地域に住んでいるなら。 - ホームプロ
利用者数100万人、加盟業者数1,200〜1,300社
▶︎最も古くからサービスを行っているリフォーム一括見積もりサイト。サイト内に入力した情報を元に業者が立候補してくるので、その中から選ぶスタイル。匿名での見積もり依頼が可能。ただ、私が紹介してもらった2社の見積もり金額がどちらも高かったので、利用者の見積もりが高くなる傾向があるかも。匿名で見積もりしたいならここ。 - suumoリフォーム
利用者数は非公開、加盟店数800〜900社、対応エリア:全国、利用は無料。
▶︎地元のリフォーム会社を3〜4社紹介してくれる株式会社リクルートが運営する人気サービス。業者がsuumoリフォームに加盟するための審査基準が厳しく、紹介される業者の質が高い。私が紹介された3社はいずれも見積もり金額が適正で、提案レベルも高かったので、相見積もりで比較してから業者を決めたいならここがおすすめ。



新築そっくりさんに限らず、営業品質のばらつきや施工トラブルはリフォームで最も多くの方が不安に感じる点です。
こういったサービスを利用し2~3社から相見積もりをとり、内容や金額を比較するのがとても大切。
個人的には、人口の多い都心にお住まいの方は「タウンライフリフォーム」、絶対に匿名で見積もりをとりたいなら「ホームプロ」、適正価格で良質な業者を探している方には「suumoリフォーム」がおすすめです。
理想を最大限に叶えてくれるプロとの出会い


\法規制の相談だけでもOK/



うちは準防火地域なのですがsuumoリフォームに何度か相談し、紹介してもらった業者で外構リフォームをしたことがあります。
中立な立場なので営業は一切なく、アドバイザーも業者も品質が良かったのが決め手でした。状況や考え方に合わせて選んでみてくださいね。
もし「売却」という新しい未来も考えるなら
まずは、ご自身の資産が持つ価値を、客観的な数字で知ることも重要です。リフォームする場合と比べることで、次の選択肢を大きく広げてくれます。


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【片付けは一切不要・荷物そのままでOK】
家づくりは考えることが多く、家族の意見や状況もあり大変ですよね。再建築不可だと尚更のこと。
この記事が、最初の一歩を後押しする「転ばぬ先の杖」となれたなら、これ以上の喜びはありません。
悩ましいあなたの家づくり、そして未来づくりの一助になりますように。
- 国土交通省
建築基準法等の一部を改正する法律(令和4年法律第69号)について - 国土交通省
既存不適格建築物について - 国土交通省
建築確認検査の対象となる建築物の規模等の見直しについて(令和4年6月)
※「資料2」が該当のPDFファイルです。 - e-Gov法令検索
建築基準法

