「我が家もそろそろ古くなってきたな…」
「建て替えたいけど、費用も工期も大変そう…」
そんなお悩みを抱える方に、まるで新築のように住まいを再生させる「新築そっくりさん」は魅力的な選択肢ですよね。
しかし、同時に頭をよぎるのが「費用」そして「ローン」の問題。

新築そっくりさんって、どんなローンが組めるの?
審査って厳しいのかな…?
大規模リフォームは多くの方がローンを利用することになるため、資金計画は絶対に失敗したくないポイントですよね。



私は以前、比較検討せずに「大手だしここなら大丈夫だろう」で家づくりを進めてしまい、ローン選びであやうく数十万ほど損をするところだった経験があります。
その悔しさから資金計画を猛勉強し、後の外構リフォームでは複数社を比較検討することで、納得のいくローン選びができました。
この記事では、私の失敗と成功の経験を元に、あなたが資金計画で後悔しないための全ての知識を共有します。
- 新築そっくりさんと建て替え、どちらを検討すべきか判断基準がわかる
- あなたに最適なローンの選択肢がわかる
- 月々の返済額が具体的にイメージできる
- ローンの審査や手続きの流れが理解できる
- 資金計画に自信が持て、後悔しない一歩を踏み出せる
理想の家づくり実現に向け、最も重要な「資金」の問題を一緒にクリアしていきましょう!


当サイトでは、「リフォーム計画のお手伝い」をコンセプトに、失敗から学んだ「後悔しない家づくり」の情報を発信します。私のプロフィールはこちら
そもそも「新築そっくりさん」とは?建て替えやリフォームとの違い


まず、ローンの話に入る前に「新築そっくりさん」について簡単におさらいしておきます。
「新築そっくりさん」は、住友不動産が提供する戸建て・マンションの「まるごとリフォーム」を得意とするサービスです。


よくある部分的なリフォームとは異なり、家の骨組みは活かしつつ、内外装から設備まで刷新するのが特徴。
新築そっくりさんと建て替え、一般的なリフォームの違い
項目 | 新築そっくりさん | 建て替え | 一般的なリフォーム |
---|---|---|---|
工法 | 定価制のまるごと再生 | 全て解体し、新しく建築 | 部分的な修繕・交換 |
基礎 | 既存の基礎を活かす | 新しく作り直す | 触らないことが多い |
費用 | 建て替えの70~80 | 高額になりやすい | 内容により様々 |
工期 | 比較的短い | 長期間かかる | 比較的短い |
税金 | 不動産取得税・ 登録免許税が軽減 | 通常通り課税 | 規模による |
仮住まい | 住みながら工事も可能(※) | 必要 | 不要な場合が多い |
「新築そっくりさん」の主なサービス一覧
項目 | 特徴 | ポイント |
---|---|---|
運営会社 | 住友不動産株式会社 | ・デベロッパー(大手ブランド) ・全国対応 |
サービス開始 | 1996年 | ・キャッチーなネーミング |
売上高 | 1,107億円 | ・2021年開始の「高断熱リフォームプラン」が人気 出典:リフォーム産業新聞 |
受注棟数 | 7,796棟 | ・富裕層シニアの建て替え需要に対応 |
平均単価 | 1,420万円 | ・ある程度の資金計画を立てられる層が対象 出典:大型リフォーム受注数ランキング2023 |
専門分野 | リノベーションに特化 | ・戸建て・マンションのまるごと再生、 大規模改修が得意 |
標準仕様 | 耐震診断・補強 | ・安心の基本性能として提供 ・耐震診断を行い、標準工事として補強を実施 |
ターゲット層 | 築古物件にお住まいの方 ①30~40代 ②50~70代 | ①中古物件を購入、相続した物件、同居予定 ②子どもの独立、退職後の生活を見据えて |
価格システム | 定価制(価格明瞭) 斬新なシステム | ・部位・工事項目ごとに商品をパッケージ化することで、 明確な価格設定を実現 ※契約に含まれない内容は追加費用発生 |
サポート体制 | 一人のセールスエンジニア専任 | ・相談から引渡しまでスムーズな連携を期待 |
このように、「新築そっくりさん」は「建て替えの満足度」と「リフォームの手軽さ・経済性」のいいとこ取りをしたようなサービスです。
だからこそ、費用は一般的なリフォームより高額になり、建て替えと同じようにしっかりとした資金計画、つまりローン戦略が非常に重要になってくるのです。
そもそも建て替えもアリ?と迷っているならスーモカウンターでの比較が必須



新築そっくりさんも魅力的だけど、いっそ建て替えも検討したいんだ…
大規模リフォームを考えるとき、多くの方がこの点で悩まれます。なかなか判断が難しいですよね。



ここで大切なポイントです!難しいからこそ最初から特定の選択肢に絞らないほうがいいです。
建て替えも検討するなら、スーモカウンターで複数の建築会社を比較検討してみてください。
倒産リスクに備える「完成安心保証」が無料でついてくる


かなりメリットなのに意外と知られていないのが、スーモカウンターの「完成安心保証」。
依頼した建築会社が倒産し、工事が継続できない状況になった際に最大1000万円まで保証してくれて、工事を引き継ぐ会社の手配なども行ってくれます。



ここ最近、建築費の高騰でハウスメーカーや工務店の倒産が増えているので、これは大きな安心ですよね。
【住宅会社ニコハウスが自己破産】返金も連絡もなく… 困惑する契約者たちの声 新潟 NNNセレクション
[01:43] この動画は、住宅会社が自己破産し、多額の着工金を支払ったにもかかわらず家が建たないままとなってしまった契約者の方々の悲痛な声を取り上げています。専門家は、このような事態を避けるために「工事完成保証」の重要性を指摘しています [02:51]。



これはひどい…。怖いな。



不安が募りますよね。泣き寝入りは絶対避けたいところ。
美容脱毛のミュゼなども相次いで倒産しましたが、建築業界も先にお金を払うビジネスモデルのため、常に倒産リスクを伴います。
昨日、工務店に破産手続きされました。
— はれのち@家垢🏠地元工務店で建築中に倒産されました (@h_20254) June 6, 2025
土日を挟んでいるので週明けに弁護士に相談しに行きます。資金繰りに使われたであろう1000万円超の回収はほぼ不可能です。未完成の家に資金繰りに使われた1000万超を含めた何千万のお金をお金を払って行くことになりそうです。できる限りの事は
同じ事を経験した友人がいます。
— イエアカヨウノアカ @アイ工務店 (@ieakayounoaka) June 7, 2025
最終的には自己破産の形でローンを無くしました。
かける言葉も無いですが、弁護士さんを使って1番被害の少ない解決を模索してください。 https://t.co/WChors5hWb
これは悔しい……辛いですよね……
— 🏠 まほ(松浦ほのか) (@myhomedreamer) June 7, 2025
夢いっぱいのマイホームなのに……いくらなんでも1000万超えとなると……何とかならないの💦
SUUMOとかだと住宅完成保証してくれるけど、この方は住宅完成保証には入っていなかったみたい。
なにか救済制度はないものなのか…… https://t.co/VR6Rw2P9Nk
気の毒だけど、倒産なども想定して、あまりよくわからない工務店で建てるのは辞めて大手ハウスメーカーで建てた方が良い。建てた後も、メンテナンスなどが必要になるが、弱視工務店が今後も存続しているとは限らない。工務店や、ローコストはハイリスクよ。 https://t.co/aUwrhCr0CG
— 寧々⭐︎株初心者 (@YouXi93001) June 7, 2025
もしもの場合に備えてリクルートのような大企業が提供する無料保証を付けない手はありません。


実際にスーモカウンターを利用した方からも、安心感や比較検討のメリットを評価する声が多く挙がっています。
実際にスーモカウンターを利用した方の声
リフォームか建て替えか、28年前に購入した中古物件をどうするか悩んでいたTさん。
— スーモカウンター(SUUMOカウンター)公式 (@suumocounter) April 5, 2019
ローン完済前に思いきってスーモカウンターに相談したことで、お金の不安も払拭でき、建て替えを決意。
「こうすればよかった」と後悔している点はまったくないという新居が完成しました。https://t.co/GSaJZ7rmCB
今日はスーモカウンターで紹介してもらった工務店と平屋の建て替えについて相談してきました。
— metabo_papa⊿³ (@metabo_papa85) October 14, 2024
こちらの予算を踏まえて紹介してもらった工務店なので至って現実的なご提案をいただきました。
勉強になりました🤓
なかなか判断が難しい建て替えとリフォーム。ですが、後悔しない家づくりの鉄則は「最初の段階で選択肢を狭めすぎないこと」だといつもお伝えしています。
スーモカウンターなら建て替えとリフォームの両方に対応できる建築会社を紹介してもらえるので、両方の見積もりやプランを比較した上で、あなたにとって本当にベストな選択ができますよ。
「新築そっくりさん」に決める前にまずは一度、建て替えの選択肢も含めてプロに相談し、情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
- 経験豊富なアドバイザーが理想の建築会社を紹介してくれる!
・運営:株式会社リクルート
・店舗数: 全国200以上
・対応エリア: 全国 - ・利用料: 完全無料
- ・相談方法: 電話、来店、オンライン(zoom)
おすすめの利用方法:「どのくらいの予算でローンを組むの?」「私たちに合う会社はどこ?」という方はまずスーモカウンターで情報収集し、ハウスメーカーや工務店の絞り込みをし、比較検討から始めるのが◎。理想に近い業者を複数紹介してもらって、その中でもよりリーズナブルで信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
「新築そっくりさん」で使えるローンは4種類!それぞれのメリット・デメリットを解説


お待たせしました!
「新築そっくりさん」で利用できるローンは、以下の4つです。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なります。一つずつ解説していきます。
①:最もスムーズ!新築そっくりさん「提携ローン」


「新築そっくりさん」を契約するなら、まず検討したいのがこの提携ローンです。
住友不動産が金融機関と提携して提供している、まさに「新築そっくりさん」のためのローン商品です。
主な取扱金融機関
住信SBIネット銀行、イオン銀行など
特徴
- 手続きがワンストップ
「新築そっくりさん」の打ち合わせと並行して、ローンの相談や申し込みができるため、手間が大幅に省けます。
担当者が金融機関とのやり取りをサポートしてくれるのも心強いポイント。 - 審査が比較的スムーズ
金融機関側も「新築そっくりさん」の商品内容や担保価値を熟知しているため、審査がスムーズに進む傾向があります。
リフォーム後の価値を評価してくれるため、借入額も希望通りになりやすいと言われています。 - 優遇金利の可能性
提携ローンならではの金利優遇が受けられる場合があります。これは大きなメリットです。



このほかにも、工事金額の全額を借り入れ対象にできる場合もあり、資金計画が立てやすいでしょう。
提携ローンの一般的な条件
- 返済期間
半年~25年程度 - 借入可能額
最大4,000万円程度 - その他条件
金利は変動型が中心
原則無担保(審査内容や借入金額による)
提携ローンの具体的な条件は金融機関によって異なりますが、一般的には上記のとおりです。
この条件を目安に、他ローンと比較するのがポイント!
提携ローンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
とにかく手続きが楽でスピーディー 審査や担保評価で有利になる可能性がある 提携ならではの金利優遇を受けられることも | 他の金融機関のローンとも比較検討したい 最高の金利条件とは限らない(自分で探せばもっと良い条件がある可能性も) 情報収集がしにくい(直接問い合わせが必要) |
提携ローンがおすすめな方



まずは「新築そっくりさん」の担当者に相談し、提携ローンの詳しい説明や提案を受けてみてくださいね。
②:自分で選ぶ!金融機関の「リフォームローン」
もちろん、提携ローン以外の選択肢もあります。
銀行、信用金庫、JAなどが提供している一般的な「リフォームローン」ですね。
リフォームローンには大きく分けて「無担保型」と「有担保型」の2種類があります。
無担保型リフォームローン
- 借入可能額
数十万~1,000万円程度 - 借入期間
最長10年~15年程度 - 金利
有担保型に比べて高め(年2.0%~5.0%程度が目安) - 特徴
- 担保が不要なため、手続きが比較的簡単でスピーディー。
- 保証料が不要、または金利に含まれていることが多い。
- 借入額の上限が低く、返済期間も短いため、比較的小規模な工事向け。
有担保型リフォームローン
- 借入可能額
最大1億円など高額な借入も可能 - 借入期間
最長35年など長期設定が可能 - 金利
無担保型に比べて低め(年1.0%~2.5%程度が目安) - 特徴
- 自宅(土地・建物)を担保に入れる必要がある。
- 抵当権設定のための登記費用や、保証料が別途必要になる。
- 審査は無担保型より慎重に行われる。
「新築そっくりさん」の場合はどちらを選ぶ?
「新築そっくりさん」は工事費用が1,000万円を超えるケースがほとんどなので、基本的には金利が低く、高額な借入が可能な「有担保型リフォームローン」を検討することになります。
メリット | デメリット |
---|---|
自分で複数の金融機関を比較し、最も金利の低いローンを選べる可能性がある 給与振込口座のある銀行などでは金利優遇を受けられることも | 金融機関探し、書類準備、申し込みなど、全て自分で行う必要がある 希望額の融資が受けられない可能性がある |
リフォームローンがおすすめな方
ネット銀行なども含めて幅広く探してみましょう。



提携ローンとどっちがお得?自分に合うローンが分からない…



そんな時は、リフォームのプロに相談するのが一番の近道。
複数のリフォーム会社や金融機関のローンを比較しながら、あなたに最適なプランを無料で提案してくれます。
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③:中古住宅購入とセットなら!「住宅ローン(リフォーム一体型)」
これは、「これから中古住宅を購入して、すぐに『新築そっくりさん』でリフォームしたい」という方向けの選択肢です。
物件の購入費用とリフォーム費用をまとめて、一つの「住宅ローン」として借り入れることができます。
住宅ローン(リフォーム一体型)のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
リフォームローンよりも圧倒的に金利が低い(住宅ローン金利が適用されるため) 返済期間を最長35年など長期に設定できる 窓口が一本化されるため、手続きがシンプルスムーズ | 物件探しとリフォームプランニングを並行して進める必要がある 金融機関への提出書類が多く、審査のハードルもやや高め |
住宅ローン(リフォーム一体型)がおすすめな方
金利のメリットは非常に大きいです。
④:住宅ローン(大規模リフォーム)
実はリフォーム費用だけでも「住宅ローン」という名の付く低金利ローンを組むことは可能です。
特に 1,000万円を超えるような高額なリフォームの場合&ハードルも上がりますが、金銭的なメリットは一番!
主な方法は以下の3つです。
- 住宅ローン返済中の方向け「『借り換え』でリフォーム費用も一本化する」
ご自宅の住宅ローンを返済中であれば、低金利の住宅ローンに「借り換える」タイミングで、リフォーム費用もまとめて借り入れてしまうという方法。
多くの金融機関での取扱いがあります。 - ローン完済済みの方向け「リフォーム費用単体で組める『住宅ローン』」
一部の金融機関では、リフォーム資金の使いみちでも「住宅ローン」として融資してくれる商品を用意しています。
「リフォーム専用住宅ローン」といった名称の場合もあります。 - すべての方が利用可能「公的融資『フラット35リノベ』を利用する」
最長35年の長期固定金利住宅ローン「フラット35」のリフォーム版です。
中古住宅購入とセットだけでなく、リフォーム工事単体でも利用できます。
住宅ローンを利用する方法比較表
ポイント | ① 借り換え+上乗せ | ② リフォーム単体ローン | ③ フラット35リノベ |
---|---|---|---|
対象 | 住宅ローン返済中の方 | ローン完済済み・現金購入の方 | すべての方 |
メリット | 残りのローンもまとめて低金利 にできる | 住宅ローンと同等の低金利が期待できる | 最長35年の長期固定金利で安心 (金利引下げ制度あり) |
手続き・条件 | 借り換えの諸費用がかかる。 再度審査が必要。 | 取扱金融機関が少ない。 性能向上工事が条件の場合も。 | 建物の技術基準を満たす工事が必要。 保証料は不要。 |
最大の魅力 | 過去のローンもお得になる 一石二鳥 | シンプルにリフォーム費用だけを 低金利で借りられる | 将来の金利上昇リスクを完全に 回避できる安心感 |
住宅ローンの参考情報としては、「新築そっくりさん」でイオン銀行の住宅ローンを活用された方の体験談が、住宅ローン情報サイト「イー・ローン」で紹介されています。
住宅ローンを検討する場合のおすすめの方法は?
もし今、住宅ローンを返済中なら…
まずは「① 借り換え+上乗せ」ができないか、今より金利の低い金融機関に相談するのが最もおすすめ!
もしローンを完済しているなら…
金利変動リスクをどう考えるかで選びます。
このようにポイントを絞ると、どの選択肢を軸に検討すべきか分かりやすくなっていきます。
【簡単シミュレーション】毎月の返済額はいくらになる?


では、実際にローンを組んだ場合、月々の返済額はどのくらいになるのでしょうか。
一例として、よくある借入額でシミュレーションしてみます。
※退職を迎える60~65歳までの完済を目指すべく、返済期間を10年・15年・20年に設定しています。
(金利は年1.5%で計算)
借入額別シミュレーション表
借入額 | 返済期間 | 月々の返済額 | 総返済額 |
---|---|---|---|
1,000万円 | 10年 (120回) | 約 89,800円 | 約 10,770,000円 |
15年 (180回) | 約 62,100円 | 約 11,170,000円 | |
20年 (240回) | 約 48,300円 | 約 11,580,000円 | |
1,500万円 | 10年 (120回) | 約 134,700円 | 約 16,160,000円 |
15年 (180回) | 約 93,100円 | 約 16,760,000円 | |
20年 (240回) | 約 72,400円 | 約 17,370,000円 | |
2,000万円 | 10年 (120回) | 約 179,600円 | 約 21,550,000円 |
15年 (180回) | 約 124,100円 | 約 22,350,000円 | |
20年 (240回) | 約 96,500円 | 約 23,160,000円 |
※実際の返済額は金融機関や保証料などによって異なります。
例えば、現在50歳の方が1,500万円を借り入れるケースの場合、
- 60歳で完済を目指すなら「10年返済」で、月々の返済額は約13.5万円です。
- 65歳までに返済期間を延ばすなら「15年返済」で、月々の負担は約9.3万円に抑えられますよ。



うちの年収だと、いくらまで借りられる?
もっと詳しい返済プランを知りたい!
収入やライフプランに合わせた無理のない資金計画を立てることが、失敗しないための絶対条件ですよね。
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ローンの審査・手続きの具体的な流れを徹底解説!


大規模リフォームのローンは、家を買う時と同じくらい重要な手続きです。
全体の流れをイメージできるように解説していきますね。
リフォーム会社への相談・見積もりの取得
まずは「新築そっくりさん」やリフォーム会社紹介サイトの担当者に相談し、希望のリフォーム内容を伝えて、費用の概算見積もりをもらいます。
この見積額が、ローンをいくら借りるかの基準になります。
金融機関の選定・事前審査(仮審査)
概算見積もりを元に、融資を申し込みたい金融機関(提携ローン、銀行など)に「事前審査」を申し込みます。
- 事前審査とは?
- 年収などの簡単な情報と見積書を元に、「この内容なら、おそらく〇〇万円まで融資できそうです」という内諾を得るための審査です。
- なぜ重要?
- この時点で融資の目処が立たないと、リフォームの契約をしてもお金が借りられない、という最悪の事態に陥るからです。複数の金融機関に打診することも可能です。
リフォーム会社との正式契約
事前審査で「融資OK」の見込みが立ったら、リフォーム会社と工事請負契約を結びます。
ローンの本審査
正式な工事請負契約書や、その他必要な書類をすべて揃えて、事前審査を通った金融機関に本審査を申し込みます。
事前審査と内容はほぼ同じですが、より厳密に書類のチェックが行われます。
ローン契約(金銭消費貸借契約)
本審査の承認後、金融機関と正式なローン契約(金消契約)を結びます。
契約内容(金額、金利、返済期間など)をしっかり確認し、署名・捺印します。
融資実行
ローン契約に基づいた融資金が口座に振り込まれます。
多くの場合、工事の進捗に合わせて「着工金」「中間金」「最終金」といった形で、リフォーム会社へ支払われます。
返済開始
通常、融資が実行された月の翌月から、ローンの返済がスタートします。
「新築そっくりさんローン」の審査は厳しい?
高額なローンとなると、審査に通るかも心配ですよね。
結論から言うと、「新築そっくりさんローン」の審査は、特別に厳しいわけではありません。
審査では、主に以下のポイントが金融機関に見られます。
審査で重視される5つのポイント


年収と返済負担率
年収に対して、年間のローン返済額が占める割合(返済負担率)が最も重要です。
一般的に、返済負担率は年収の25%~35%以内が目安とされています。
勤務形態・勤続年数
安定した収入が見込めるかも重要視されます。
正社員で、勤続年数が長いほど評価は高くなります。最低でも1年以上、できれば3年以上の勤続年数が望ましいでしょう。
個人信用情報
過去のローン返済やクレジットカードの支払いで、延滞や遅延がないか(いわゆる「クレヒス」)を必ずチェックされます。
過去に金融事故があると、審査は非常に厳しくなります。
他の借入状況
自動車ローンやカードローン、キャッシングなど、他の借入額が多いと、審査に影響します。
物件の担保価値
有担保ローンの場合、リフォームする家の土地・建物の価値が評価されます。
「新築そっくりさん」の場合、リフォーム後の価値向上も加味して評価してくれる提携ローンが有利に働くことがあります。
審査に通りやすくするための2つのコツ


自己資金を準備する
費用の1割~2割程度の自己資金があると、返済能力が高いと評価され、審査に有利になります。
他のローンを整理しておく
可能であれば、申し込み前にカードローンなどを完済しておきましょう。借入件数が少ないほど、審査では好印象です。
また、完済条件付きで審査が通ることもありますよ。
意外と見落としがち!ローンを組む前の5つの注意点


無事にローンを組めそうだとなっても、契約前にもう一度確認してほしい注意点があります。



後悔しないために、必ずチェックしてください!
「諸費用」を忘れないで!
ローンで借りるのは、あくまで工事費本体です。
それ以外に、ローン手数料、保証料、印紙代、抵当権設定の登記費用などの「諸費用」がかかります。
現金で用意する費目もあるので、事前にいくらかかるか確認しておきましょう。
金利タイプは慎重に選ぶ
社会情勢によってどちらが有利になるかが変わってくる「変動・固定」金利。



途中で変えられないの?



住宅ローンを組めれば任意のタイミングで変動金利から固定金利へ変更できますが、リフォームローンは比較的短期間で返済が終わる商品のため、「契約時のシンプルな条件を最後まで続ける」という前提で設計されていることがほとんどなんです。
変動金利
金利が低いのが魅力ですが、将来、金利が上昇するリスクがあります。
固定金利
返済終了まで金利が変わらない安心感がありますが、変動金利より高め設定のため負担が大きいです。
どうやって選ぶ?
短期で返済できる見込みなら
当初の金利が低い「変動金利」で素早く返す!
返済期間が10年以上と長めなら
将来のリスクを避けるため「固定金利」で計画を確定させる、など。
変動金利で組みたいけど、金利が上がってきたらどうする?
現在のローンを、金利が安いリフォームローンへ丸ごと借り換える、という方法もあります。



A銀行の「変動金利」リフォームローンから、B銀行の「固定金利」リフォームローンに借り換えすれば事実上の「金利タイプの変更」になるってことね。



ただし、借り換えには再度審査が必要なほか、手数料などの諸費用も安くはないため、返済期間などと比べてメリットがあるかどうか慎重に判断してください!
団信(団体信用生命保険)は必須
ほとんどの有担保ローンでは、団体信用生命保険(団信)への加入が必須です。
ローン契約者にもしものこと(死亡・高度障害など)があった場合に、ローンの残債が保険金で支払われるというもので、家族に負担を残さないためにも大切な保険です。
団信に加入するには健康状態の告知が必要ですが、持病をおもちの方や健康状態に不安がある方は、加入できないこともあります。
繰り上げ返済を視野に入れる
ローンの一部または全部を前倒しで返済することを「繰り上げ返済」と言います。
繰り上げ返済した分は、元金の返済に充てられるため、将来支払うはずだった利息を大幅に減らすことができます。
必ず複数の選択肢を比較する


押さえておきたい最も重要なポイントがこちら。
提携ローンが便利だからといって、それ一本に絞るのはもったいないかもしれません。
「新築そっくりさん」提携ローン vs 一般リフォームローン金利・条件比較(例)
比較項目 | 新築そっくりさん提携ローン (一例) | 一般的なリフォームローン |
金利タイプ | 変動金利中心 | 変動金利、固定金利(期間選択型含む) など多様 |
金利相場 | 「低金利の可能性」とされているが 要確認 | 年1.7%~5%程度 (無担保型の場合) ※有担保型はもっと低い場合も |
借入期間例 | 半年~25年程度 | 最長10年~20年程度 (商品による) |
手数料例 | 事務手数料、保証料など (要確認) | 金融機関により異なる (事務手数料、保証料など) |
選択の自由度 | 限定的 (提携金融機関のみ) | 多数の金融機関から自由に選択可能 |
情報開示の範囲 | 詳細情報は直接問い合わせが必要 | 金融機関サイト等で容易に情報収集可能 |



情報が多すぎて選べない…



私も同じでしたが大丈夫です。中立的な立場のリフォーム会社紹介サイトを活用した比較検討が、最も効率的です。
比べているうちに理解が深まり、自分の考えもクリアになっていきますよ。
新築そっくりさんは非常に魅力的なサービスです。しかし、だからこそ「新築そっくりさんだけ」で話を進めてしまうのが、実は一番の落とし穴なんです。
かつての私がそうでした。担当者の提案を鵜呑みにして銀行の審査を通したのですが、ローン契約直前になって、もっと金利が低く条件の良いローンもあることを知り愕然としました。



この業界は、残念ながら「知らない人が損をする」構造になっています。だからこそ、あなたには同じ失敗をしてほしくない。
「新築そっくりさん」があなたにとってベストなのかを客観的に判断するためにも、まずはリフォーム会社比較サイトで、他の選択肢とフラットに比べてみることが、成功への最短ルートです。
何と言ってもその情報量の多さと、バランスの良さ、ずっと無料相談できる点が魅力!
まだ具体的なイメージが固まっていない段階でも気軽に情報収集を始められます。「お断り代行サービス」もあるので、しつこい営業が心配な方にも安心。
500万円以下の事例も豊富なので、大規模リフォームに限らず予算内でどんなことができるか具体的なイメージを掴むのにもぴったりですよ。
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「どの会社を選べばいいか分からない…」という全てのリフォーム検討者にピッタリ。加盟審査が厳しいので、質の高い会社に出会える確率が高いのも魅力です。
その上で、「新築そっくりさん」が一番だったらあなたにとっての最適解です!
よくある質問(Q&A)
最後に、「新築そっくりさん」のローンに関するよくある質問をまとめました。
自己資金はゼロでもローンは組めますか?
審査のハードルは上がりますが「フルローン」は可能です。
ただ、諸費用は現金で用意することも多いため、ある程度の自己資金は用意しておいた方が無難です。
親名義の家をリフォームしたいのですが、子名義でローンは組めますか?
条件付きで可能です。
親子リレーローンや、親から子へ建物を贈与または売買した上でローンを組むなどの方法が考えられます。
手続きは複雑になるため、「新築そっくりさん」や「リフォーム会社紹介サービス」によく相談してください。
建て替えローンとの違いは何ですか?
ローン商品としては、有担保型の「リフォームローン」と「住宅ローン(新築)」で審査される点が異なります。
一般的に、新築の住宅ローンの方が金利や期間の面で有利な条件を引き出しやすい傾向があります。
複数のローンを比較したいのですが、どうすればいいですか?
インターネットのリフォーム会社比較サイトを利用するのが効率的です。
自分たちにとって1番良いリフォームローンがどれなのか分からない方は、その旨をsuumoリフォームのオペレーターに相談すれば、最適なリフォームローンを紹介してもらえますよ。
まとめ:最適なローン選びとリフォーム会社選びがリフォーム成功のカギ!


今回は、「新築そっくりさん」のローンについて、それぞれのメリットデメリットから審査のポイント、注意点まで、網羅的に解説してきました。
たくさんの情報がありましたが、大切なポイントは4つです。
- ローンには「提携ローン」「リフォームローン」「住宅ローン」の選択肢がある
- 事前にシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることも大切
- 金利タイプを理解し、自己資金の準備や他の借入の整理をしておこう
- 中立的な立場のリフォーム会社紹介サイトを活用し、複数社を比較することでベストなリフォームを実現できる可能性が高まる
リフォームは愛着のあるわが家を、これからも長く快適に住み続けるための素晴らしい選択肢です。





私は家づくりを特定のブランドで決め打ちして失敗したので、外構リフォームの際は複数社から相見積もりをとり、納得してから契約しました。
新築そっくりさんを検討している方も、ぜひリフォーム会社紹介サイトを活用してみてください。
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◆運営:住友不動産
・受注棟数:15万棟以上
▶︎特徴:一棟まるごとリフォームのパイオニア。新築同然に仕上げ、耐震補強に強み。「定価制」要素も。
▶︎おすすめな人:ブランドやサービス内容に魅力を感じている人向け。大手ならではの安心感も。定価については、ご自身の希望としっかりすり合わせを行い、納得できるまで確認しましょう。 - suumoリフォーム
安心感と効率のバランス重視なら!
◆運営:株式会社リクルート
・利用者数:非公開
・加盟店数:800〜900社
・対応エリア:全国/利用無料
▶︎特徴:厳しい審査をクリアした優良会社のみを紹介。専門アドバイザーが中立的に相談に乗ってくれる。お断り代行や無料の工事完成保証も◎。
▶︎おすすめな人:初めてリフォームする人で、どこから手をつければいいか分からない方。信頼できる会社を効率よく比較したい、不安が大きいあなたに。 - リショップナビ
比較検討を重視するなら!
◆運営:株式会社じげん(東証一部上場)
・累計利用者数:70万人以上
・対応エリア:全国/利用無料。
▶︎特徴:提携社数は業界トップクラスの4000社以上!選択肢の多さが最大の魅力。電話でしっかり希望を聞いて、良質な会社を1~5社紹介。安心保証付き。
▶︎おすすめな人:忙しくて自分で会社を探す時間がない方、良質かつ多くの選択肢から選びたい人向け。
この記事が、あなたの資金計画の不安を解消し、理想の住まいづくりへの大きな一歩を踏み出すきっかけとなりますように!
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